心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

2月の札幌での服装/気温・雪・日照・風速/全国15都市との比較付!

2月の札幌は、1月に比べると若干ではありますが寒さが和らいできます。

気温が上旬から中旬・下旬へと少しずつ上昇し、平均最高気温がマイナスから脱し2℃くらいまで上がります。

真冬の寒さにもすっかり慣れてきている頃ですから、日中の気温が2℃くらいにまでなると、暖かいとすら感じてしまいます。

雪の降る量も2月下旬から少しずつ減少していきますが、道路に積もった雪の量は12月からの分も合わせ最高潮となりますので、景観的(雪深さ)には冬一番となります。

2月上旬~中旬には一大イベントである「さっぽろ雪まつり」が開催されますし、日照時間も12月1月に比べれば少し増えてきますので、長い冬の折り返し地点を過ぎたような時季と言えます。

(2019年には40年ぶりの寒波が到来し、日中の最高気温がマイナス10℃を下回りましたので、まだまだ気を抜くことはできませんが・・・)

そんな2月の札幌での服装に役立つ気候情報について、気温や日照・風などを中心に、日本全国各地との比較をしながらまとめてみました。

※比較した15地域とは、青森・秋田・仙台・東京・新潟・長野・名古屋・金沢・大阪・広島・松江・高知・福岡・鹿児島・那覇で、日本全国の天気予報で常連の地域を選びました。
(北海道内の各地との比較については、別の記事があり、本記事の最後にリンク先をご紹介しています。)
※各気象データは、気象庁ホームページのデータ30年間分を参照し、独自に30年平均などを集計しております。
※30年間データとは、西暦1990年~2019年(平成2年~31年)のデータです。
まずは数値を見て、ご自分の地域と比較してみてください。服装については、最後の項目にまとめました。

最高気温

(℃)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌-0.40.21.7
青森1.92.54.0
秋田3.13.75.4
仙台5.76.37.5
東京10.110.811.7
新潟5.56.27.6
長野4.14.97.1
名古屋9.510.512.1
金沢6.97.69.1
大阪9.510.411.8
広島9.910.912.1
松江8.49.210.7
高知12.213.114.5
福岡10.411.513.0
鹿児島13.514.515.9
那覇19.420.320.9

寒さの底である1月を抜け、2月も上旬から下旬へと2℃ほど上昇していきます。

札幌の真冬の寒さにもすっかり慣れて、日の最高気温が0℃を超えると「今日は暖かい!」とすら思えるような時季です(東京では5℃でもブルブルですが)。

最低気温

(℃)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌-7.0-6.1-5.3
青森-3.7-3.4-2.8
秋田-2.6-2.0-1.5
仙台-1.6-1.2-0.5
東京2.52.93.9
新潟-0.20.20.8
長野-4.4-3.7-2.5
名古屋0.71.42.5
金沢0.51.01.6
大阪2.63.24.1
広島1.72.43.4
松江0.81.32.0
高知2.23.14.5
福岡3.74.55.4
鹿児島4.65.77.4
那覇14.615.215.8

最低気温も、2月上旬で年間の底を過ぎ、上昇傾向に入っていきます。

とは言っても、2月下旬でもマイナス5℃ですから、朝起きる頃の気温はまだまだ厳しい時季です。

しかし、北海道の一軒家やマンションなどは保温性と気密性に優れた住宅も多く、東京や大阪よりも朝起きるのが辛くないマンションもあります。

冬の寒さ対策として、住宅の選び方は非常に重要ですので、そのポイントをまとめた記事↓もご紹介しておきます。

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日照率

(%)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌353239
青森202232
秋田171930
仙台505151
東京585453
新潟212432
長野464348
名古屋585657
金沢232736
大阪454547
広島444645
松江262833
高知595754
福岡383942
鹿児島454443
那覇263032

2月の下旬になると、日照率がけっこう上がります。

どんよりとした曇り空と見渡す限り雪景色となる札幌ですが、時々現れる日が照る時間帯は、雪景色にも反射して、明るいというよりは輝いた時間帯となります。

そんな北海道の冬の良い光景が見られる時間帯が、2月は12月や1月に比べてかなり増えてきます。

2月上旬の「さっぽろ雪まつり」も良いですが、眩しい一面の雪景色が楽しめる時間帯が増える2月下旬頃も、札幌観光旅行にお勧めしたい時季です。

また、この日中の輝きとは別に、夜の札幌もホワイトイルミネーションの輝きが綺麗でおススメです。

詳しくは別記事↓をどうぞ! 11月下旬から12月までの大通公園会場は日本3大イルミネーションとして有名ですが、3月まで輝き続ける札幌中心部の各会場も良いので、ご参考になれば幸いです。

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降雪量

(cm)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌454530
青森606533
秋田302717
仙台863
東京220
新潟21179
長野20219
名古屋220
金沢221810
大阪11–   
広島210
松江1085
高知00–   
福岡100
鹿児島0–   –   
那覇–   –   –   

各欄の「-」と「0」の違いについてですが、「-」は全く雪が降ったことがないゼロですが、「0」は降った年もあり小数点以下を四捨五入すると0になるということで、分けて確認をしてください。

札幌は青森に比べれば雪が少なめになりますが、北海道全域の中では、雪が多い方の部類に入ります。

では、北海道の中でどのエリアが雪が多く、少ないエリアはどこか?関心のある方は、最後の項目で北海道内20地域の気候を記した記事をご紹介してますので、そちらからご覧ください。

積雪量

(cm)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌828787
青森858880
秋田272519
仙台753
東京220
新潟18148
長野18178
名古屋220
金沢18127
大阪110
広島210
松江763
高知00–   
福岡100
鹿児島0–   –   
那覇–   –   –   

降雪量の割には、積雪量では札幌と青森はほぼ同じくらいです。

雪深いことで有名な青森と同じくらいに、一応は人口200万人近い大都市である札幌でも、雪深く積もっています。

但し、除雪をかなり行っている街の中心部や大きな道路では、ほとんどの道で人が歩ける歩道が確保されています。

風速

(m/s)2月上旬2月中旬2月下旬
札幌2.93.23.1
青森4.24.34.0
秋田4.95.24.7
仙台3.63.83.7
東京3.33.33.5
新潟3.94.13.8
長野2.12.32.5
名古屋3.33.43.4
金沢4.34.34.2
大阪2.92.92.8
広島3.53.83.7
松江3.63.53.5
高知1.91.91.9
福岡2.92.92.9
鹿児島3.53.53.3
那覇5.25.45.0

気温や日照率と同様に、風速も上昇傾向の札幌ですが、東北や日本海側の寒い地域に比べれば、かなり風が穏やかです。

実は、札幌の真冬は意外と寒くありません。

寒くない理由は雪と風にあって、雪が多いと寒く感じず、風が弱いと寒さは和らぎます。

恐らく、本州・日本海側の各都市に比べると、かなり寒さの厳しさは緩いのではないでしょうか!?

この札幌は意外と寒くない!といったところについては、最後の服装の項目で、その理由を少し書かせてもらっています。

最高気温の割合

平均気温だけでは、なかなか日々の気温がどれくらいであるか分かりにくいので、過去10年間の日々の最高気温の割合を各旬ごとに計算してみました。

上旬中旬下旬
5℃以上3%7%19%
2.5~5℃未満16%13%23%
0~2.5℃未満21%29%23%
 -2.5~0℃未満34%30%24%
 -5~-2.5℃未満12%16%9%
 -7.5~-5℃未満12%4%1%
 -7.5℃未満2%1%0%
0℃以上の日40%49%66%

1月2月の真冬では、日中の最高気温が0℃を超える日は暖かい日であると感じます。

この暖かいと感じてしまう「0℃以上の日」を足し算してみると、2月上旬では40%、2月中旬では49%、2月下旬では66%と、確実に増えていきます。

とは言っても、服装が変わるわけではありません。真冬のスタイル(服装)から脱することができるのは4月以降となります。

最後に服装について

服装は東京と同じで問題なしだが・・・

人によって、気温に対する服装の重装備方は違うと思いますが、基本的には、東京で真冬に着ている服装と全く同じでも問題ありません。

2月の札幌は、気温は東京より10℃低くても、意外にも体感的には同じくらいだからです。

但し、寒さ対策の服装は同じでも、靴だけは、雪・氷の道でも滑らない靴を新たに用意する必要があります。

東京と同じ服装で問題ないとお伝えしましたが、1つだけ考慮しておくと便利なことがあります。

外での体感は東京と同じなのですが、室内の温度はかなり札幌の方が高く、異常なまでに暑いと感じることが多いので、薄着の上にかなり防寒性の高いアウターを着るというスタイルをおすすめします。

例えば、東京ではシャツ+セーター+コートで生活している方は、そのままでも札幌の外は歩けますが、屋内では、コートだけでなくセーターまで脱がないと暑く感じる場所があって、両方を脱いで持って歩くのが面倒になるからです。

札幌の2月は意外と寒くない理由

札幌の2月が、気温ほどに寒く感じない理由は3点ほどあって、①雪の保温性と熱、②厚い雲による保温性、③風が弱いことが主なところです。

雪が降ると暖かく感じます

雪がもつ保温力と、水が氷に変わる時に出す凝固熱によるものですが、雪が無い時よりある時、特に降っている時の方が寒くないのです。

そのためか、1月2月よりも3月4月の方が体感的に寒く感じることも多いくらいです。

また札幌の冬は、厚い雲に覆われている時が多いのですが、この雲により熱が逃げにくくなります。

逆に、晴れの日は熱が上空に逃げていきますので、晴天率の高い東京の冬は、より寒く感じる(もちろん、日が照っている場所は暖かい)ため、東京と札幌でそれほど体感的な寒さが変わらないのです。

それ以外にも、札幌は北海道の中では気温が高い方の部類に入ることも、札幌の寒さが柔らかめである要素ですが、札幌にもヒートアイランド現象があるためです。

ちょっと説明が大雑把になりましたが、もう少し詳しく知りたい!という方は↓の記事を開いてみてください。

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北海道札幌の冬は意外に寒くない、雪も楽しいということをイメージした写真

また、朝起きる時間帯の気温が低い(最低気温が低い)のに、東京や大阪の朝と起きるときの辛さがあまり変わりません。

北海道の住宅は、夏の暑さ対策よりも冬の寒さ対策に重点が置かれていて、断熱性や気密性に優れているからです。

部屋の中は外気の気温差ほどの寒さはないのです。

それどころか、北海道の人たちは部屋の中をかなり温めるので、日本一暖かい部屋になっていて、北海道の人は冬に部屋でアイスクリームをよく食べると言われています。

上記の記事では、部屋の暖かさについても、もう少し詳しくご紹介しています。

札幌で寒さを痛感する目安

東京の8℃くらいと札幌のマイナス2℃くらいは、体感的には同じくらいに感じられるでしょう。

しかし、さすがにマイナス5℃を下回ってくると、さすがに寒さが堪えてきます。

人によって寒さを辛く感じる気温に差はありますが、凡その目安としては、札幌においてはマイナス5℃程度を寒さ厳しい目安としてみてよいと思われます。

日中は、たいがいは2℃~マイナス2℃程度に収まる日が多く、マイナス2~3℃程度までは、寒くて外出が辛いと感じることは少ないでしょう。

しかし、朝晩はマイナス5℃を大きく下回ることも多いので、外出する際は、日中だけの外出なのか?帰りは遅くなるのか?で寒さ対策も変わってきます。

それでもコートなどは東京・大阪などで使用していたものと同じで大丈夫です。

顔や首回り・足首回りなどの防寒をより強化してみればOKです。

雪が解けないメリットとは?

雪が解けないことによるメリットは、ツルツルの凍り道を作り出さないということと、びちゃびちゃの歩きにくい歩道、車が水撥ねを起こす水たまりを作り出さないというところにあります。

日中に気温が上昇すると雪を溶かし、夜に冷え込むと水分が氷に変わります。

その作用によって、ツルツルの凍り道が出来上がるのですが、このツルツルの凍り道が、北海道の冬の最大のリスク要素なのです。

新雪の雪道は、逆に気持ちよく歩くことができるくらいですが、ツルツルの凍り道では滑って転んで救急車にお世話になる人が増えます。

気温が日中でもあまり上昇しない(雪が溶けにくい)1月や2月には、このツルツル凍り道のリスクが少ないのです。

このツルツル凍り道について、詳しくは↓をどうぞ

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凍った道の様子

北海道内20都市の比較

この記事では、札幌を北海道外の15都市とデータ比較していますが、北海道内の20都市で比較した記事もありますので、最後にご紹介します↓

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以上『2月の札幌での服装/気温・雪・日照・風速/全国15都市との比較付!』でした。

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