心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌ではスギ花粉は大丈夫だけどシラカバ・イネ・ヨモギの花粉症に要注意!

北海道の長く寒い冬が終わり、桜が咲く暖かさを迎える頃は、実は気温が不安定で出かける服装に苦労する頃でもあります。

そしてももう1つ、花粉症のシーズンも来てしましまう嫌~な時季でもあります。

桜は東京より1ヵ月遅れでやって来ますが、花粉症は2ヶ月以上の遅れでやって来ます。それは何故か?花粉症の花粉の種類が違うからです。北海道の花粉症は、北海道特有のものがありますので、本州での常識は通用しません。

そんな北海道の特有の花粉症について、少しまとめてみました。

スギ・ヒノキの花粉飛散量(札幌と全国各地)

春のいや~な風物詩、スギ花粉が北海道にはほとんどないから安心!ということは有名な話ですが、全く無い訳でもありません。特に北海道の南部には若干飛んでいます。

では、どの程度なのか?ほとんど無いから安心とは、どの程度「無い」と言えるレベルなのか?念のために、花粉の飛散量を全国と比較してみました。

出典元:環境省「平成 29 年春におけるスギ・ヒノキ花粉の実測総飛散量(個/cm2;平成29年5月20日現在)」

北海道(旭川) 35
青森県 3,167
山形県 3,101
福島県 3,249
栃木県 4,812
東京都 3,988
神奈川県 1,988
山梨県 2,689
長野県 1,696
富山県 2,900
静岡県 9,388
愛知県 1,123
京都府 3,689
大阪府 2,695
兵庫県 3,947
和歌山県 1,404
岡山県 2,067
広島県 1,299
鳥取県 4,547
香川県 5,445
愛媛県 4,081
福岡県 6,545
熊本県 2,950
宮崎県 2,589

桁が2つも違いますね。旭川では、東京の百分の一しかスギ・ヒノキ花粉が飛んでいないということが分かりますね。

他のデータによると、札幌も旭川と大差ありません。

しかし、函館はちょっと注意が必要です。東京の1/6程度しかないのですが、札幌や旭川に比べると15倍くらいは飛んでいるようです。

北海道における3大花粉症

スギ花粉の心配が不要な北海道では、ハンノキやシラカバ、イネ科花粉、ヨモギ花粉が花粉症として知られていますが、特に多いのは、シラカバ・イネ科・ヨモギで北海道三大花粉と呼ばれています。

時期的には、シラカバが4月から6月頃(特には4月下旬~5月)、イネ科が5月から9月(特には6月~8月)頃、ヨモギが6月から9月頃(特には8月~9月)です。

急増中のシラカバ花粉症

シラカバの木の写真

北海道三大花粉症の中でも、特に急増しているのが、シラカバ花粉症です。花粉の量は、前年夏の気温に大きく左右され、猛暑が続いた翌年の春は、花粉の量が増加します。

昨年の北海道は、7月に北海道としては酷暑と言える気温が珍しく続きました。

札幌の気温で、7月7日:33.2度、8日:30.0度、9日:32.4度、10日:33.2度、11日:29.8度、12日:28.3度、13日:33.1度、14日:34.9度、15日:33.4度と9日間連続の酷暑でした。

その結果、今年の春は花粉飛散量が増量しています。年々増えているシラカバ花粉症患者は、今年の飛散量拡大で更に増えたのではないでしょうか?4月下旬・5月中旬・5月下旬は、一時的にでも例年の3倍くらい飛んでいたため、耳鼻科は激混みでした。

まとめ

北海道にも花粉症があるということを認識の上、様々な予防をしておく必要があります。東京と時期がズレていますから、マスクは2月ではなく4月からしましょう!

本州でのスギ花粉症は2月~4月頃のことなので、マスクやゴーグルなどで完全防備している人たちをよく見かけました。しかし、夏場の花粉症となると、いくら涼しい北海道とは言え、なかなかし難いものがあります。

そう言えば、札幌の人は冬にマスクをしている人が少ないのが不思議でした。

寒い土地柄過ぎて、風邪予防などしないのかと思っていましたが、冬に東京より圧倒的にマスクをする人が少ないのは、風邪予防が少ないのではなく、花粉症の時季が違うからなのかもしれません。

逆に札幌では、冬が終わり4月下旬位からマスクをする人が増えます。これはシラカバ花粉症の人たちですね。

冬マスクする人が少ない件は、もう少し観察と調査をしてみたいと思います。

以上、札幌ではスギ花粉は大丈夫だけどシラカバ・イネ・ヨモギの花粉症に要注意!についてでした。

【出典元】
環境省ホームページ
https://www.env.go.jp/index.html

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