心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

地震から1週間後の不安な状況(平成30年北海道胆振東部地震)

9月6日に起きた「平成30年北海道胆振東部地震」から1週間が過ぎましたが、未だ余震が続き、所謂「地震酔い」に悩まさられる日々が続いています。

まずは、今回の地震で災害を受けた皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。

私のいる札幌市でも区により状況が異なり、不安の大きさに差があるかもしれません。ただ、普段の生活に戻りつつある部分もあり、安平町でも小学校が再開したり、良くも悪くも、地震から1週間後の昨日今日の様子を整理することで、今後の行動に役立てていきたいと思います。

まだまだ揺れ続ける(余震も心も)

今朝6:54に震度4

・震度4:むかわ町、安平町、厚真町
・震度3:札幌市東区、新千歳空港、千歳市、苫小牧市、日高町、平取町
・震度2:石狩市、札幌市北区、札幌市豊平区、札幌市白石区、札幌市手稲区、札幌市厚別区、札幌市清田区、江別市、恵庭市、北広島市、函館市、七飯町、渡島森町、鹿部町、喜茂別町、新ひだか町、新冠町
・震度1:当別町、新篠津村、札幌市西区、札幌市中央区、札幌市南区、八雲町、長万部町、渡島北斗市、厚沢部町、乙部町、小樽市、余市町、積丹町、赤井川村、倶知安町、真狩村、留寿都村、芦別市、岩見沢市、美唄市、夕張市、栗山町、長沼町、由仁町、月形町、占冠村、壮瞥町、浦河町

⇒同じ札幌市でも、東区は震度3で、西区・中央区・南区は震度1でした。震源地に近い方なのは南区ですが、地盤の違いだと思います。

いつも揺れている感覚

地震なのか自分の体の揺れなのか?よく分からない状況で、「あれっまた来たかな?」という感覚は、しょっちゅうです。パソコンのキーボードを操作するだけでも、またソファーでスマホを指でいじっているだけでも、自分の体全体が揺れているような感覚になります。

余震は、今までに240回だそうです。札幌市で何回揺れたか分かりませんが、10分に1回くらいは揺れている感覚があります(ほとんどが錯覚だと思われます)。

また先ほど、9:48に胆振中部で震度3、札幌市内でも震度1~2の地震がありました。

節電状況

<1>20%の節電目標

昨日は、11.8%(午後5時台)~19.6%(午前8時台)と、目標には到達していません。どうも、この数日の傾向として、夕方以降に節電率が下がる傾向があるようです。

<2>電力の追加

京極水力発電所1号機の復旧作業が完了し、昨日の午後4時ごろから発電を開始したそうです。
また、2号機も今日稼働の予定で、2号機まで順調に稼働すれば、計画停電のリスクは相当減るようです。

<3>冬の見通しは?

しかし、相変わらずTwitter等で冬の電力不足問題を煽る書き込みが多いので、直近のことだけでなく、冬をどう乗り切れるのか?の具体的な説明が欲しいところです。今は、季節的にまだ何とかなりますが、真冬は電気不足で暖房等に影響が出ると、北海道は死活問題です。

今日、経済産業省から来月以降も含めた見通しの発表があるようですが、10月・11月まででなく、1月・2月までお願いしたいですね。

北海道の暖房施設は、灯油やガスが多いと思いますが、ガスファンヒーターや給湯器などは、ガスで発熱していても、電気で操作(オンオフや気温・水温調整など)する仕組みなので、地震直後の停電時は、ガスや水道が大丈夫なエリアでも、ガスで料理はできても、お風呂のお湯は出なかったという事態が発生しています。

食料品・電池など品薄状態はいつまで?

(情報の参考元:HTB系ニュース番組の放送内容)

➀卵

パック詰めの生産がやや少ない上に、業務用の発注が殺到しているので、お店で商品が少ない状態が続く見通しだそうです。

②牛乳・ヨーグルト

会社によって大きく分かれます。

雪印メグミルクと明治・森永乳業は、牛乳の原料が少なくて、出荷量がやや少なめ、ヨーグルトなどの製造も少ないそうです。

よつ葉乳業は、牛乳は通常よりも増産でヨーグルトも平常時と同量を出荷しているそうです。

③パン

山崎製パンと日糧製パンでは、平常時と同じ量の製造がされていて、特に食パンは通常よりも多く製造しているそうです。材料不足で遅れていた調理パンもかなり製造再開が進んでいるそうです。

④豆腐

北海道豆腐油揚商工組合では、出荷量は平常時と同じ量になっているが、注文が多いので、お店によっては手に入りづらい状況のようです。

⑤納豆

北海道はまなす食品では、通常の製造量に回復済。
タカノフーズでは、製造ラインは復旧したが、通常の製造量に戻るのは来週末くらいだそうです。

⑥中華麺

西山製麺は、7日(金)から製造を再開し1.5倍の製造をしているが、受け入れ態勢が整わずに出荷できないお店もあるようです。
菊水では、一昨夜から稼働し、週末には通常の量に戻せる見込みだそうです。

⑦肉

ブロック肉やスライス肉は通常通りに出荷されていますが、味付け肉は工場が被災したため、しばらくは少量になる見通しだそうです。

⑧米

ホクレンによると、しばらくは少ない状態が続く見込みだそうです。

⑨電池

全国で需要が高い状況だが、被災地への供給を優先をしているため、安定供給にはしばらくかかるそうです。家電量販店にはありましたが、コンビニや100円ショップなどには、ほとんど在庫がありません。

店舗の営業状況(9/12、2日前の情報)

こちらは、2日前のHTB系ニュースの放送内容を参考にしています。ほぼ復旧状態のためでしょうか?今朝は情報が出ていませんでした。

<1>コンビニエンスストア

➀ローソン

664店舗で営業(全店舗かは?)、弁当・パン・レトルトの製造が開始され、今週中には通常通りの商品数に戻る見込みだそうです。

②セブンイレブン

1005全店舗で営業。おにぎり中心にメニューを減らし製造していて、パンは一部の商品を本州から空輸しているそうです。

③セイコーマート

鵡川町と清田区の2店舗のみ休業、それ以外の1098店舗で営業。店舗内調理のホットシェフは、880店舗のうち800店舗で再開しているそうです。

④ファミリーマート

全店舗で営業再開。8カ所の工場のうち、1カ所は緊急支援物資の製造として稼働、他7カ所は通常の8割程度の稼働だそうです。ファーストフードはおおむね通常通りだそうです。

<2>チェーン系飲食店

➀大戸屋

苫小牧の1店舗以外の13店舗で営業していますが、食材不足から、メニュー数を限定しており、食材が無くなり次第営業を終了する店舗もあるようです。

②丸亀製麺

27店舗で営業(全店舗か?)。昨日はメニュー数を限定している店舗もありますが、昨日の食材入荷で通常通りに戻る見込みだそうです。

③ゼンショーホールディングス

すきや・なか卯・ココス・はま寿司・ビックボーイ・ヴィクトリアステーションは、独自のルートで仕入れをしているので、食材などに影響はなく、通常営業だそうです。

④マクドナルド

3日前の情報では、88店舗中47店舗が休業してましたが、2~3日後に再開できる見通しでしたので、今日は全店舗で営業しているかもしれません。

⑤吉野家

3日前の情報で、24店舗中7店舗が休業中で、営業している店舗でも、時間短縮やメニューが「牛丼」と「牛丼弁当」だけという制限があるそうです。

交通機関の状況

➀JR線

●JR線(特急)・・・カムイ・ライラック・すずらんが一部運休
●快速エアポート・・・平常通り
●JR在来線・・・次の区間が運転見合わせ中です。
・学園都市線の北海道医療大学~石狩月形(22日再開予定)、石狩月形~新十津川(29日再開予定)
・函館線の長万部~倶知安(15日再開予定)
・室蘭線の苫小牧~岩見沢(17日再開予定)
・日高線の苫小牧~鵡川(一部、バス代行)
・石勝線の南千歳~新夕張(17日再開予定)
・石勝線夕張支線の新夕張~夕張(22日再開予定)
・根室線の滝川~富良野(22日再開予定)、富良野~東鹿越(29日再開予定)
・花咲線の厚岸~根室(19日再開予定)
・釧網線の摩周~網走(24日再開予定)

②地下鉄

節電対策のため、午前10時頃~午後4時頃の間、運行本数の減便

③市電(路面電車)

午前9時30分頃~午後4時30分頃の間、運行本数の減便

④札幌市内の路面バス

平常通り(札幌市東区や南区の一部区間で運休)

行政の対応

<1>激甚災害対策

➀今回

北海道内の農業施設は地域制限なく、国からの補助率が82%から95%(過去5年実績)へ引き上げられるそうです。また、厚真町・安平町・むかわ町は更に「局地激甚災害」に指定され、公共土木施設の復旧事業や中小企業への保証もされるそうです。

②過去

ちなみにですが、2000年以降、北海道では3回、この指定を受ける災害がありました。
・2000年:有珠山噴火
・2014年:礼文島の土砂災害
・2016年:北海道の連続台風

<2>札幌市清田区の液状化

➀説明会

札幌市は「ボーリング調査を実施して、液状化の原因究明する。住民への支援策決定には3ヶ月かかる」と説明したそうです。説明を聞いた住民からは、遅いし、「調査する」以外に具体的な説明が何もなく不安であるとの声が多数上がっているそうです。

②札幌市の責任

また、道路の復旧は札幌市が行うが、住宅の復旧は住民がするのが原則、39年前の住宅造成は規定通りであったので、札幌市に責任は無いとしています。

<3>国交省の対応

昨日に、石井大臣が被災地の視察を行い、被害者からの「仮設住宅の入居など」について早く入れるよう答えていました。
これも、少し遅いですね。総理大臣はとっくに視察に来ているのに。しかも、視察しなければ、当たり前のように要望が上がるであろう「仮設住宅」について要望が届いていないのだろうか。これ、報道の仕方の問題なのか?

⇒個人的な感想ですが、電力に関する経済産業省の動きはスピード感があるように思えますが、国土交通省と札幌市の動きはどうでしょう?北海道庁は、安倍首相や石井大臣の視察の際に、高橋知事が頭を深々と下げているシーンは見えるのですが、それ以外がよく分かりません。

札幌市の状況

<1>避難者数

札幌市でも、まだ避難者は92人もいらっしゃいます。
・東区74人
・清田区10人
・白石区8人

液状化でニュースに良く出る清田区よりも、実は東区の方が被害が大きいのでしょうか?

確実に震度は、最初の地震もその後の余震も、東区が一番大きいのです。

<2>さっぽろオータムフェスト

明日9月15日に開幕します。本来なら9月7日・先週の金曜日に開幕の予定でしたが、地震の影響で伸びていました。土日は予定通り10:00~20:30までですが、平日は節電のため10:00~19:30と3時間の時間短縮されます。

以上ですが、急ぎ足で書いてしまいましたので、誤字脱字は申し訳ありませんが、ご容赦くださいね。

地震発生前の、札幌の地震に関する想定については、確率が低いということで、下記の記事でも札幌移住のメリット(19番目)として記載していたくらいです。ただ、下記記事内にも書いていますが、札幌市は震度7の可能性について言及していたので、札幌市を少し見直しました。

★北海道移住を検討中の方にオススメ記事↓
『札幌/北海道への移住メリット10・デメリット20』

以上、「地震から1週間後の不安な状況(平成30年北海道胆振東部地震)」でした。