心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌なら暑い日はほんのわずか&適度に夏も感じられる!

ようやく夏日(25度以上)の日も増えてきた札幌、全国では猛暑が続いていますが、札幌の夏は実際にどうなのだろう?

東京にいた時のような暑い日の連続も困りますが、たまにはプールでのんびりなんて日も欲しい。贅沢かもしれませんが、できるだけ贅沢な心地よさを得るために札幌に来たので、そうあってほしいものです。

そこで、過去5年間の気温を調べ、札幌の夏の感じ方をまとめてみました。

※気温データの出典・参考元:気象庁ホームページ

《1》日の最高気温と最低気温・旬ごとの平均

まずは単純に、日の最高気温と最低気温を7月~9月の旬ごとに過去5年間(2013年~2017年)の平均値を出し、東京と比較してみました。

札幌東京
7月上旬25.417.228.922.0
7月中旬27.018.731.723.9
7月下旬27.219.831.424.3
8月上旬28.120.833.125.3
8月中旬26.820.031.624.8
8月下旬25.718.029.723.2
9月上旬24.717.128.622.0
9月中旬22.314.527.220.7
9月下旬21.612.526.219.2

以外に札幌と東京の気温差は4~5度くらいしかないのですね。冬は10度くらいの差があったのですが。。。

しかし、この4~5度の差が、最高気温は30度を挟んでの差、最低気温は22~23度を挟んでの差になっており、ここが札幌と東京の大きな差なんですね。

日中は、30度超えると暑いな~35℃超えると勘弁してほしくなる暑さくらいの感じですね。夜は、最低気温が22~23度より下がらない日は、札幌でもエアコンを付けない(窓を閉めた状態)と暑苦しく感じますので、22~23度の線は重要なのです。

《2》札幌の7~9月の気温は東京のいつ頃の気温か?

次に、札幌の夏の気温感覚をイメージできるよう、札幌の各旬の気温は東京のいつの気温くらいなのか?札幌の各旬に近い東京の旬を調べ並べてみました。

札幌東京
7月上旬25.417.26月上旬26.018.1
7月中旬27.018.76月中旬26.819.7
7月下旬27.219.86月中旬26.819.7
8月上旬28.120.89月上旬28.622.0
8月中旬26.820.06月中旬26.819.7
8月下旬25.718.06月上旬26.018.1
9月上旬24.717.110月上旬25.118.0
9月中旬22.314.510月中旬21.915.2
9月下旬21.612.510月中旬21.915.2

札幌の7月~9月には、東京の7月8月の気温帯はありませんね。

札幌の7月8月は、東京の6月と同じなので、暑い日もあるけど、まだ海だ!プールだ!にはちょっと早い時季ですね。

更に、札幌の9月は東京の10月並みに当たりますので、もう秋ということですね。

《3》最高気温の割合

続いては、平均気温だけではなく、実際に各日が何度まで上がるのか?30度を超える日は何日くらいあるのか?調べてみました。7月8月の62日間を5年分310日の日の最高気温を気温帯で分類し、1年平均で何%・何日に相当するのか計算したものです。

割合日数累計
~20.0度2%1.01
~22.5度7%4.65.6
~25.0度18%11.016.6
~27.5度35%22.038.6
~30.0度26%16.254.8
~32.5度9%5.860.6
~35.0度2%1.462
35度以上0%0.062

札幌では、30度を超える日は、7月8月の11%・7.2日だけということで、30度を超える暑さは年に7日だけ我慢すればよいということです(年により差はありますが)。

そして35度を超える「猛暑日」はないということも重要な結果ですね。

《4》最低気温の割合

前記の最高気温の割合と同様に最低気温の割合を5年平均で出しました。

割合日数累計
15度以下7%4.64.6
~17.5度18%11.215.8
~20.0度41%25.441.2
~22.5度26%16.257.4
~25.0度7%4.662.0
25度以上0%0.062.0

最低気温においては、22.5度を超える日は7%・4.6日です。人によって差はありますが、夜就寝中にエアコンが必要な日は4.6日だけということです。もちろん、窓を開けておけばエアコンは毎日不要です。

そして「熱帯夜」と呼ばれる最低気温25度以上の日もありません。

但し、上記は過去5年間の平均値です。例外の年もあり、昨年2017年の7月は超異常気象でした。

7月7日:33.2度、8日:30.0度、9日:32.4度、10日:33.2度、11日:29.8度、12日:28.3度、13日:33.1度、14日:34.9度、15日:33.4度と(札幌にとっては)酷暑が続きました。

2018年も雨量において異常な年になっていますので、いつ異常気象が起きるか分かりませんので、その点を理解しておきましょう。きっと、今年北海道に引越しされてきた方は「こんなはずでは」と思われている方が多いと思います。そんな年もあるのです。

《5》北海道内各地の比較(最高気温)

札幌と東京の比較をしてきましたが、北海道も広いので、北海道内各地と札幌の気温比較も、旬ごと5年平均でしてみました(札幌以外への北海道移住をご検討の方にも参考になれば、また札幌を選ぶ理由も見えやすくなるので)。

札幌稚内旭川北見
7月上旬23.718.724.923.4
7月中旬24.519.525.323.6
7月下旬26.320.826.925.7
8月上旬27.122.327.326.7
8月中旬26.522.626.525.7
8月下旬25.722.025.324.7
9月上旬24.321.323.823.1
9月中旬22.519.921.721.4
9月下旬20.417.919.319.3
3か月平均24.620.624.623.7
最高34.928.633.636.9
釧路帯広室蘭函館
7月上旬17.122.219.422.0
7月中旬18.623.120.823.1
7月下旬20.125.022.325.0
8月上旬21.326.324.026.1
8月中旬21.325.123.125.8
8月下旬21.024.423.125.4
9月上旬20.923.222.524.3
9月中旬19.821.621.222.8
9月下旬18.319.719.621.0
3か月平均19.823.421.823.9
最高30.637.131.132.7

稚内・釧路・室蘭では、気温があまり上がりませんね。旭川・北見・帯広・函館は高い方の部類ですが、平均的に一番高いのは、わずかの差ですが旭川・札幌の順ですね。

この最高気温が高い部類と低い部類は人によって好みが分かれそうです。涼しい北海道を求めている方は低い部類が良く、そうは言っても海やプール遊びという夏らしさも欲しいという方には高い部類の方が良さそうです。

《6》北海道内各地の比較(最低気温)

同様に最低気温の北海道内比較です。

札幌稚内旭川北見
7月上旬15.813.114.612.5
7月中旬17.114.315.814.0
7月下旬18.816.017.315.7
8月上旬19.717.317.716.5
8月中旬19.217.517.015.9
8月下旬18.417.015.815.0
9月上旬16.515.913.813.0
9月中旬14.214.111.210.7
9月下旬11.812.08.58.0
3か月平均16.815.214.613.5
最低11.511.57.85.9
釧路帯広室蘭函館
7月上旬11.312.814.315.0
7月中旬12.714.515.716.6
7月下旬14.216.017.418.2
8月上旬15.516.918.719.3
8月中旬15.716.618.618.9
8月下旬15.415.818.318.1
9月上旬14.314.517.216.5
9月中旬12.612.215.514.1
9月下旬10.29.613.411.8
3か月平均13.514.316.616.5
最低9.58.112.55.3

最低気温と最高気温と両方を見てみると、最高は高いが最低は低い地域などありバラバラな感じです。

札幌は両方とも高いですね。ヒートアイランド現象の影響でしょうね。内陸部(旭川・帯広・北見)は暑さと寒さの両方を持っていますし、太平洋側(室蘭)は暑くも寒くもないですね。釧路は涼しいけど寒くもあります。さすがに北海道は広い!といった感じです。

札幌と室蘭は理由は違いますが、夏に異常な低気温が訪れないのは良いところですね。ま~人それぞれの好みでしょうか。

《7》30度を超える日の日数

平均だけでは分かり難い面もあるので、30度を超す日が何日あるのかで北海道内各地を比較してみました。これまでと同様に5年間の平均を出しています。

札幌稚内旭川北見
7月上旬1.2022.2
7月中旬1.401.22
7月下旬1.603.22.6
8月上旬2.4032.8
8月中旬101.20.6
8月下旬0.400.80.6
9月上旬0.400.20
9月中旬0000
9月下旬0000
合計8.4011.610.8
釧路帯広室蘭函館
7月上旬02.600.2
7月中旬02.80.20.6
7月下旬01.400.4
8月上旬0.22.60.81.8
8月中旬00.200.6
8月下旬0.20.600
9月上旬00.200
9月中旬0000
9月下旬0000
合計0.410.413.6

やはり内陸部に位置する旭川・北見・帯広は30度を超える日も多くなりますし、35度を超える年もあったり、日本で一番暑い地域になったりすることもあります。今年は6月4日が帯広、5日が北見付近の美幌が日本一暑い地域になりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?気温の感じ方、好みの気温は人さまざまですので、北海道に暑苦しさは少ないのは確かですが、北海道内でどこが良いのか?は好みで分かれそうです。

北海道移住を失敗・後悔しないためには、まずは札幌移住から始める、特に地下鉄沿線でマンションを探すことをおすすめしていますが、理由は以下の通りです。

➀東京の暑苦しさは嫌だが、たまにはプールや海にも行って夏を感じたい。
②冬の寒さは承知済みだが、寒すぎるのも辛い。札幌は他より気温が高めで、地下鉄・マンション・地下街など寒さ対策のインフラが整っている。
③200万人に近い大都市なので、交通・買物・レジャーなどの利便性が高い。

何度か北海道旅行・札幌観光や出張で、札幌生活の現実を体験しておくことをおすすめしますが、今年の6月~7月前半は異常気象でしたので、参考にならなかったかもしれません。そういう年もあるということの理解としては参考になったでしょうか?

以上、札幌なら暑い日はほんのわずか&適度に夏も感じられる!についてでした。

【出典・参考元】
気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/index.html

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