心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌冬のツルツル凍り道で転倒とギックリの恐怖!!

札幌/北海道に移住して、年間を通して後悔しているのは「たばこ臭さ」ですが、冬限定で失敗・後悔に思うのは「ツルツル凍り道」ですね。外を歩くのが怖いというか億劫になります。

ただ、いつもいつもツルツルというわけではなくて、ツルツルになりやすい時期や場所などが決まっています。

また、そのツルツル道での歩き方や靴の選び方など対応策があります。

でなければ、生まれながらの道産子でないよそ者移住組の我々は生きていけません。

そんな、注意ポイントと対応策について、札幌移住4年間の知恵を結集してまとめてみました。

《1》なぜ、ツルツル凍り道が発生するのか?その要因

ツルツル道が出来上がる原因は主に2パターンあります。

1つ目は、雪が融けて1度水の状態になり、その水分が凍るパターンです。

雪がある程度以上に降り、踏み固められたりして地上に圧接や氷として残ります。これが、日中の気温上昇・太陽の光などにより融け、夜に気温が氷点下まで下がったり太陽の光が無くなったりで冷え、もう1度凍ってしまいます。

気温が何度も上がったり下がったりを繰り返し、何回も融けたり凍ったりを繰り返していくと、ツルツル凍り道が完成します。

札幌/北海道の場合は、夜の冷え込みが一気に進むことが多いので、いっせいにツルツル道をつくり出してしまいます。また、夜を待たずに、夕方に太陽が沈むとともに一気に冷え込み、ツルツル化することも多いです。

天気がよくて日が当たり、気温が高めでいい気分の日の方が雪を融かしてしまい、帰宅する頃には氷化してツルツル・・・気分が良い日ほど、気持ちを引き締めて帰宅する必要があります。

2つ目は、溶けた後に凍るという仕組みは同じなのですが、気温が上がらなくてもツルツル道ができてしまうケースで、その原因は車の排出する熱にあります。

信号のある横断歩道付近では、信号待ちの車が熱を排出することで、雪の表面を一旦融かしてしまい、車が通らなくなる深夜にツルツル道をつくり出します。

《2》特に気を付ける「時季」は?

仕組み上、気温0度を上下に大きくまたぎ且つ雪の降る時季が、一番気を付ける時季です。

※下記は、気象庁のデータより出典・参考にし、2013年から2017年の5年間の平均値を独自に割り出したデーです。1日の最高気温~最低気温の10日間(旬)平均と10日間に降る(積もった)雪の量(高さcm)です。

月旬  気温・最高~最低  積雪量cm
11月中旬    8.4~1.2      15
11月下旬    5.3~-1.0     20
12月上旬    3.6~-2.2     34
12月中旬    2.3~-3.6     37
3月上旬      2.4~-3.5     38
3月中旬      5.1~-1.7     17

11月中下旬から12月中旬頃と3月上中旬あたりが該当します。その間の1月2月は、0度を大きく超える日が稀であるため、雪を融かす機会も少なく、ツルツル凍り道をつくり出すことも少なくなります。

但し、年によって気温が違うことと、同じ年でも日によって気温が違うので、1月2月でもツルツル道ができるときもあります。また、横断歩道は車の熱が原因ですから、1月2月でもツルツルです。

《3》特に気を付ける「場所」は?

1月2月など安定的に寒い時季は、歩道もツルツルでなく歩きやすいのですが、油断をして歩いていると、急にツルンと滑る危ない場所、特に気を付ける場所が何カ所かあります。

<1>横断歩道

<2>車が出入する歩道・・・マンションやコンビニなど店舗の駐車場の入り口や、ガソリンスタンドなど、車が出入りする場所の歩道です。

<3>地下からの出入り口付近(地下鉄の駅出口や地下街からの出入口)

<4>タイル張りの屋内に入ってから・・・これはツルツル道ではないのですが、雪道を歩いた後に屋内に入る際、そこがタイル張りの床であると、靴の裏に残った雪が融け水分になり、その水分で転ぶことがあります。

<5>その他・・・ロードヒーティングの切れ目やタクシー乗り場なども注意が必要です。

《4》ツルツルへの対策

前記した注意するべき時季や場所で特に慎重になることはもちろんですが、基本的なところとして、ツルツル道対応策があります。

<1>凍り道に滑らない靴底を履く

それ専用の靴が、たいていの靴屋さんで売られています。ABCマートなどある程度の規模の靴屋さんでは、それと分かる表示がきちんとされています。また、靴の修理屋さんに行けば、専用の靴底ラバーがあり、何種類かレベルがあります。

<2>滑らないような歩き方をする

一言で言いますと、バランスを崩さない歩き方をするということですが、そのために

→小幅で歩くのが良いです。大股だと前後どちらかにバランスが崩れるためです。

→靴の裏全体を地面につけながら歩くイメージが良いです。接地面が大きければ、バランスが良く、滑りにくくなります。

→地面に垂直に踏み出すのですが、体の重心をやや前のめりにするくらいが丁度良いです。垂直に立てるのが一番バランス良いためですが、どうしても後ろに体重が残りがちなので、前のめりくらいでちょうど良くなります。

まとめ

東京では、ちょっと大雪が降ると大変なことになりますよね。ニュースで流れる大概は、交通機関の麻痺による、駅で電車を待つ、バスに切り替えてもバスが超満員で乗り切れない・・・といった感じでしょうか。

道路が凍結して、すってんころりんに怯えながら歩く姿も、必ずちょっとだけですが出てきますね。

北海道の札幌に移住したら、11・12・3月は、交通の麻痺はありませんが、すってんころりんの目に合うリスクはほぼ毎日あります。何年たっても、かなり慣れた気はしますが、逆になれたことで不意打ちを貰うようなこともあります。

しかし、雪が降ると良いこともあります。雪がある方が雪の持つ性質で、同じ気温ならば寒く感じませんし、雪の降った後、新雪の上をキュッキュッと歩くのは、とても気持ちの良いものです。

北海道移住を失敗・後悔しないためには、まずは札幌移住から始めることをおすすめしていますが、何度か北海道旅行・札幌観光や出張の際に、このツルツル道をはじめ冬の札幌生活の現実をしっかり体験しておいた方が良さそうです。

以上、札幌冬のツルツル凍り道で転倒とギックリの恐怖!!についてでした。

【出典・参考元】
気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

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