北海道・札幌は夏に海&プールで遊べる日数が少なすぎて・・・

札幌で大きなイベントの1つ「さっぽろ夏まつり・さっぽろ大通ビアガーデン」が7月20日に始まりました。気温も29度を超え、これからは30度を超える日も出てきて、やっと真夏を迎える札幌です。

真夏と言えば「海・プール」が楽しみの1つですが、夏でも暑苦しくないのが北海道・札幌のメリットです。ということは、海・プールを楽しめる日はどれくらいあるのでしょうか?調べまとめてみました。

海・プールに入れる気温と日数

東京在住時は、夏・7月8月と言えば暑いのが当たり前で、何の迷いもなく海やプールに行っていました。迷うとすれば、どこの海・プールに行くか?であって、今日はプールに入って気持ちが良いかどうか?適温であるか?を気にすることは無かったですね。

せめて、晴れか?曇りか?雨か?さすがに雨の日は行きませんでしたが、小学校の頃を思い出してみると、体育授業のプールが寒くて辛かった思い出があります。気温や天候など関係なく授業は行われていましたので。

毎日30度を超える訳ではない札幌で、いつ海に行けばよいのか?まずは海・プール遊びに適した気温を知ることから始めます。

プールに入れる基準

まず、学校の水泳指導教本では
➀気温+水温≧50度
②気温-水温≦6度
この➀②の両方の条件が満たされないといけないとされています。

ということは、最低ラインは水温22度&気温28度ということになります。

しかし、水温は低ければ低いほど、直腸温が低下することが顕著です。24度以上の水温であれば、その傾向が穏やかですが、22度以下になると、直腸温の低下が著しくなることが分かっています。

この結果からは24度を下回る水温の場所で水泳を行う場合は、体温が急速に低下する可能性があるため注意しなければならないとされているので、22度はあくまでも最低ラインで、24度以上が好ましいということになります。

となると、わざわざ好んで海やプールへ遊びに行って楽しめる気温は24+6=30度以上ということになります。

気温30度以上の日数

最近、何十年ぶりの記録的な気候というニュースも多く、また平成の夏も最後であることから、平成元年~29年の7月~9月で、30度・35度を超えた日数を調べてみました。
※気温データ出典・参考元:気象庁ホームページ

30度以上の日数35度以上の日数
札幌東京札幌東京
元年114600
2年85602
3年23704
4年14602
5年11600
6年196518
7年350013
8年24102
9年125203
10年14303
11年156010
12年106321
13年04608
14年25506
15年03400
16年135906
17年75103
18年143603
19年104707
20年45301
21年33600
22年1766013
23年105503
24年196406
25年955012
26年94105
27年642011
28年115203
29年74702
平均8490.14
30年01702

平成30年は7月20日までの7月だけの日数で、6月も合わせると札幌は1日、東京24日となります。

平成29年間の平均で、海・プールを楽しめる30度以上の日数は、東京の49日に対し、札幌はたったの8日しかありません。しかもそこから雨の日を差し引かなければなりませんから、札幌は本当に海・プール遊びが楽しめる気候ではに無いことが分かります。

気温28度以上の日数

もう少し我慢して、最低ラインの28度の日がどれくらいあるか?2013年~2017年の5年間だけですが、調べてみました。

<最高気温の日の5年間合計日数>
34度台:2日
33度台:6日
32度台:3日
31度台:18日
30度台:16日
29度台:32日
28度台:38日

28度を超えた日は、5年間合計で115日です。

1年間平均にしてみると23日となります。

しかし、この最高気温が1日のうち何時間あるでしょうか?恐らく2時間程度ですよね。少しの時間でもよく且つ最低ラインでも良いということであれば、1年のうち23日(-雨の日)は可能性があるということにはなりますが果たして・・・

札幌のプール授業・レジャー


札幌の学校でのプール授業は、小学校では全小学校であり、プールは本州と同じような形態ではなく、屋外プールにビニールハウスのような囲いがされていて、保温性を持たせている感じです。

プール開きは6月の終わり頃で、夏休み前に数回、夏休み後に数回と授業の回数は少ないようです。夏休み後と言っても、札幌の夏休み終了は8月の半ばなので、8月後半が主です。9月はあっても最初の方だけで、後は寒くて入れません。

ちなみに2018年・小学校の夏休みは、7月26日~8月19日です。この8月下旬の分は、冬休みが長くなります。

小学校の水着は自由で、スクール水着を着ている子はほとんどいません。

中学校では、その学校によって違うようですが、プール授業が無い学校も多いようです。

レジャーとしてのプールは、屋内プールが中心ですが、屋外プールも少しだけあります。営業期間は7月中旬から8月下旬まで。

一説には、北海道民は泳げない人が多いと言われています。

まとめ

こちらのテレビ番組など見ていても、どうも北海道の方々は海・プール遊びの関心が低いように感じます。一人で海やプールに行くのも変ですし・・・
インスタ映え狙いのソフトクリームなどは流行っていますが、最近スマホのCMでよく見るこんな感じの画像は、北海道では人気無いでしょうね。

そもそも、水着を着る機会があまりに少なすぎるので、水着を買いに行く楽しみも無いのでしょうね。住民に関心が無ければ、プール施設も少ない訳です。ほんの一瞬だけ混み合うビーチもあるようですが、バーベキューなどを楽しみにしている人が多いです。

バーベキューやジンギスカンは桜の円山公園でも大賑わいですし、大通公園の出店も大賑わいで、北海道の方々は飲んだり食べたりが大好きですね。

そう言えば、札幌には美人が多い理由の1つに、色白な女性が多いからだそうです。色白は2~3割増しで良く見えるのだそうです。

話がそれましたが、以上、北海道・札幌は夏に海&プールで遊べる日数が少なすぎて・・・についてでした。

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