心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

1月の札幌での服装/気温・雪・日照・風速/全国15都市との比較付!

1月の札幌は、平均で最高気温が0℃前後・最低気温でマイナス6℃前後となる、1年で最も寒い月となります。

雪の降る量も一番多く、お日様の出る確率も12月と並んで最低の時季です。

しかし、お正月には初詣にも行きますし、お正月が終われば会社が始まりますので、会社への通勤のために外出もします。

小学校と中学校は、冬休みが本州よりも1週間~2週間ほど長いため、東京ディズニーリゾートなど本州へ旅行で脱出する人たちも多くなりますが、サラリーマンは全国各地と同じように、朝起きて会社へ出かけます。

そんな1月の札幌での服装に役立つ気候情報について、気温や日照・風などを中心に、日本全国各地との比較をしながらまとめてみました。

(札幌と北海道内各地域との比較については、別の記事でご紹介しています。最後の項目で、その記事をご紹介しています)

※比較した15地域とは、青森・秋田・仙台・東京・新潟・長野・名古屋・金沢・大阪・広島・松江・高知・福岡・鹿児島・那覇で、日本全国の天気予報で常連の地域を選びました。
※各気象データは、気象庁ホームページのデータ30年間分を参照し、独自に30年平均などを集計しております。
※30年間データとは、西暦1990年~2019年(平成2年~31年)のデータです。

まずは数値を見て、ご自分の地域と比較してみてください。服装については、最後の項目にまとめました。

最高気温

(℃)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌0.3-0.8-0.7
青森2.31.51.4
秋田3.62.92.6
仙台6.15.35.2
東京10.59.79.7
新潟6.35.55.2
長野4.03.53.4
名古屋9.59.38.9
金沢7.87.06.3
大阪10.19.79.1
広島10.210.09.3
松江8.88.37.5
高知12.512.211.6
福岡10.610.19.6
鹿児島13.412.912.6
那覇20.119.819.2

札幌の1月は、東京・大阪などの本州主要都市に比べ、10℃前後も気温が低く、日中の最高気温でも氷点下である「真冬日」となる日が多い時季です。

日本全国の多くのエリア(東北以外)では、最低気温ですら氷点下にならない訳ですから、完全に未知の世界で毎日を送ることになります。

しかし、気温の数値だけを見ると空恐ろしい世界に感じ、とてもそんなところでは生活できないと思ってしましますが、1月の札幌は意外に寒くなく、東京や大阪での毎日とほとんど変わらない服装で外出できます。

この後の項目でも、雪が多く、日照も期待できないなど不安な数値が並びますが、最後の項目で、それでも東京や大阪と同じ服装でいられる理由をお伝えしますので、最後までお付き合いください。

最低気温

(℃)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌-5.8-6.8-6.9
青森-2.7-3.8-4.2
秋田-1.5-2.5-2.7
仙台-0.9-1.6-1.9
東京2.82.42.2
新潟0.90.2-0.1
長野-3.7-4.0-4.5
名古屋1.21.20.6
金沢1.71.00.5
大阪3.33.12.4
広島2.22.11.3
松江1.81.50.8
高知2.12.21.6
福岡4.13.93.3
鹿児島5.04.94.2
那覇15.215.014.4

1月の札幌の平均最低気温は、上記の通りマイナス6℃前後で、東京や大阪に比べると9℃前後も低い朝となります。

朝起きる時間帯は、毎日が氷点下であることは間違いありません。

5℃くらいでも朝起きるのが辛い本州での生活からすると、想像を絶する辛い朝起きとなりそうですが、その辛さ加減は東京や大阪とそれほど違いはありません(その理由も、最後にお伝えします)。

ただ覚えておいていただきたいのは、外出時にマイナス5℃を下回ると、さすがに寒さが厳しく感じるということです。

日中のマイナス2℃くらいは大したことはないと感じられても、朝晩の通勤時間帯は寒さが堪えますので、寒さ対策に万全を期す必要が出てきます。

日照率

(%)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌303232
青森141619
秋田111314
仙台484950
東京666162
新潟172018
長野434142
名古屋585556
金沢192220
大阪494746
広島464343
松江232120
高知636159
福岡353133
鹿児島424042
那覇292727

雪の日が多い札幌の1月は、日照率も悪くなります。

東京の約半分で、その他の太平洋側の都市に比べるとかなり低いことが分かります。

日本海側に位置しているからですが、同じ日本海側に位置する中でも、福岡とは同じくらいですが、金沢や新潟・秋田・青森・松江などに比べれば、まだ日光の量は多い方と言えます。

雪が降っていたり、厚い雲に覆われていたり、1日の7割は日光がない薄暗い時間なのですが、時々出てくる太陽の光が真っ白に雪で覆われた街を照らすと、とても気持ちがよいものです。

降雪量

(cm)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌474553
青森727483
秋田303239
仙台5510
東京112
新潟112130
長野222124
名古屋211
金沢142033
大阪–   –   0
広島112
松江6615
高知0–   0
福岡001
鹿児島001
那覇–   –   –   

青森に比べればかなり降雪量が少ない札幌ですが、北海道の中では降る雪の量がかなり多い方に分類されます。

その雪の量が多いことも、札幌の冬が、気温の数値ほど寒くない要因となっています。

北海道の中でも、雪の量は、日本海側と太平洋側、内陸部と沿岸部でかなり違ってきます。

北海道内での降雪量の比較を見たい方は、最後にご紹介する北海道20地域の気候を比較した記事をご覧ください。

積雪量

(cm)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌556676
青森556982
秋田182228
仙台448
東京112
新潟61418
長野161818
名古屋211
金沢101520
大阪–   –   0
広島111
松江759
高知0–   0
福岡001
鹿児島101
那覇–   –   –   

降雪量は青森よりかなり少ない札幌ですが、積雪量は青森と同じくらいになります。

気温が青森よりも低く氷点下である時間帯が長いために雪が解ける量が少ないためです。

この雪があまり解けないということは、日常の生活に重要な意味を持っていて、雪が解ける弊害が少ないということです(詳しくは最後に)。

また、雪が解けないデメリットもあって、これから更に2月下旬まで積雪量が増えていくことになります。

積雪量が増えると、道路の段差を大きくしたり、通れる道を少なくしてしまうのですが、1月上旬は2月に比べれば、まだその弊害は少ない時期であるとも言えます。

風速

(m/s)1月上旬1月中旬1月下旬
札幌2.92.82.9
青森4.24.04.2
秋田5.44.95.2
仙台3.63.63.6
東京3.13.23.3
新潟4.53.94.3
長野1.92.02.0
名古屋3.13.13.2
金沢4.74.44.6
大阪3.02.93.0
広島3.63.63.5
松江3.83.63.8
高知1.81.81.8
福岡2.82.82.9
鹿児島3.33.33.4
那覇5.15.45.5

グラフを見ると一目瞭然ですが、札幌の冬はかなり風が弱い方です。

同じ冬に寒いことで知られる日本海側の各都市、新潟や金沢・秋田などに比べ風がかなり弱めであるため、気温は札幌の方が5℃以上も低いのですが、体感的に札幌の方が寒さが柔らかです。

最後に服装について

服装は東京と同じで問題なしだが・・・

人によって、気温に対する服装の重装備方は違うと思いますが、基本的には、東京で真冬に着ている服装と全く同じでも問題ありません

1月の札幌は、気温は東京より10℃低くても、意外にも体感的には同じくらいだからです。

但し、寒さ対策の服装は同じでも、靴だけは、雪・氷の道でも滑らない靴を新たに用意する必要があります。

 

東京と同じ服装で問題ないとお伝えしましたが、1つだけ考慮しておくと便利なことがあります。

外での体感は東京と同じなのですが、室内の温度はかなり札幌の方が高く、異常なまでに暑いと感じることが多いので、薄着の上にかなり防寒性の高いアウターを着るというスタイルをおすすめします。

例えば、東京ではシャツ+セーター+コートで生活している方は、そのままでも札幌の外は歩けますが、屋内では、コートだけでなくセーターまで脱いがないと暑く感じる場所があって、両方を持って歩くのが面倒になるからです。

札幌の1月は意外と寒くない理由

札幌の1月が、気温ほどに寒く感じない理由は3点ほどあって、①雪の保温性と熱、②厚い雲による保温性、③風が弱いことが主なところです。

雪が降ると暖かく感じます。雪がもつ保温力と、水が氷に変わる時に出す凝固熱によるものですが、雪が無い時よりある時、特に降っている時の方が寒くないのです。そのためか、1月2月よりも3月4月の方が体感的に寒く感じることも多いくらいです。

また札幌の冬は、厚い雲に覆われている時が多いのですが、この雲により熱が逃げにくくなります。

逆に、晴れの日は熱が上空に逃げていきますので、晴天率の高い東京の冬は、より寒く感じる(もちろん、日が照っているときは暖かい)ため、東京と札幌でそれほど体感的な寒さが変わらないのです。

それ以外にも、札幌は北海道の中では気温が高い方の部類に入ることも、札幌の寒さが柔らかめである要素ですが、札幌にもヒートアイランド現象があるためです。

ちょっと説明が大雑把になりましたが、もう少し詳しく知りたい!という方は↓の記事を開いてみてください。

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北海道札幌の冬は意外に寒くない、雪も楽しいということをイメージした写真

また、朝起きる時間帯の気温が低い(最低気温が低い)のに、東京や大阪の朝と起きるときの辛さがあまり変わらないのは、北海道の住宅は、夏の暑さ対策よりも冬の寒さ対策に重点が置かれていて、断熱性や気密性に優れているからです。

部屋の中は外気の気温差ほどの寒さはないのです。

それどころか、北海道の人たちは部屋の中をかなり温めるので、日本一暖かい部屋になっていて、北海道の人は冬に部屋でアイスクリームをよく食べると言われています。

上記の記事では、部屋の暖かさについても、もう少し詳しくご紹介しています。

札幌で寒さを痛感する目安

東京の8℃くらいと札幌のマイナス2℃くらいは、体感的には同じくらいに感じられるでしょう。

しかし、さすがにマイナス5℃を下回ってくると、さすがに寒さが堪えてきます。

人によって寒さを辛く感じる気温に差はありますが、凡その目安としては、札幌においてはマイナス5℃程度を寒さ厳しい目安としてみてよいと思われます。

日中は、たいがいは2℃~マイナス2℃程度に収まる日が多く、マイナス2~3℃程度までは、寒くて外出が辛いと感じることは少ないでしょう。

しかし、朝晩はマイナス5℃を大きく下回ることも多いので、外出する際は、日中だけなのか?帰りは遅くなるのか?で寒さ対策も変わってきます。

それでもコートなどは東京・大阪などで使用していたものと同じで大丈夫です。顔や首回り・足首回りなどの防寒をより強化してみればOKです。

雪が解けないメリットとは?

雪が解けないことによるメリットは、ツルツルの凍り道を作り出さないということと、びちゃびちゃの歩きにくい歩道、車が水撥ねを起こす水たまりを作り出さないというところにあります。

日中に気温が上昇すると雪を溶かし、夜に冷え込むと水分が氷に変わります。

その作用によって、ツルツルの凍り道が出来上がるのですが、このツルツルの凍り道が、北海道の冬の最大のリスク要素なのです。

新雪の雪道は、逆に気持ちよく歩くことができるくらいですが、ツルツルの凍り道では滑って転んで救急車にお世話になる人が増えます

気温が日中でもあまり上昇しない(雪が溶けにくい)1月や2月には、このツルツル凍り道のリスクが少ないのです。

このツルツル凍り道について、詳しくは↓をどうぞ

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凍った道の様子

北海道内20都市の比較

この記事では、札幌を北海道外の15都市とデータ比較していますが、北海道内の20都市で比較した記事もありますので、最後にご紹介します↓

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以上『1月の札幌での服装/気温・雪・日照・風速/全国15都市との比較付!』でした。

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