地下鉄南北線の「北18条駅」周辺は、札幌市の中心地・さっぽろ駅までわずか2駅・3分、大通駅まで3駅・5分、タクシーでも1,000円前後という非常に交通の利便性に恵まれたエリアです。
東豊線の北13条東駅までも徒歩15分・1.1kmの距離なので、南北線と東豊線の複線利用にも便利なエリアです。
また、近くには北海道大学がるので、緑の中をランニングや散歩するのにも適した、とても良い環境のエリアとなっています。
しかし、買い物や生活関連の店舗や施設に関しては、コンビニエンスストア系とドラッグストア以外にはほとんどなく、小さな飲食店が所々にみられる程度です。
そんな北18条駅の周辺について、買い物や交通の利便性を中心に、マンション探しを始めるのに適したエリアであるか?簡便に判断できるよう、重要な詳細情報を収集してみました。
買い物や交通の利便性に対する優位性をどこに感じるかは人それぞれで異なりますので、例えば日常の買い物であれば、スーパーマーケットだけでなく、コンビニエンスストアやドラッグストア・100円ショップなどの情報も集めています。
交通の利便性
札幌中心部・終点駅までの地下鉄所要時間
大通駅まで5分、さっぽろ駅まで3分、麻生駅まで6分、真駒内駅まで21分です。
札幌中心部からのタクシー料金
大通駅から北18条駅まで両駅間の距離で1,070円前後です。
(道路状況や走行経路等で多くかかる場合もあります)
新千歳空港までの交通アクセス
地下鉄(さっぽろ駅)からJR線(札幌駅から快速エアポート・15分間隔)に乗り継ぎの場合「3分+乗換+37分=40分+乗換時間」、直行バスはありません
他路線の複線利用可能駅(徒歩30分以内)
❶北13条東駅まで15分(1.1 km)
❷東区役所前駅まで25 分(1.9 km)
買い物の利便性
買い物の利便性を計るために、各駅にある買い物店舗を店舗名と駅からの距離について、以下の通り抽出してみました。
➀どの店舗をどの範囲まで抽出するのか?について、こんな店舗が近くにあったら便利ではないか!という業態に絞り、またその業態店舗の利用方に応じて駅からの範囲(距離・分数)について設定を変えてみました。
②店舗までの距離を駅からの直線距離で表記している場合は、徒歩の目安分数は通る経路や歩く速度によって変わりますが、大よその目安としては次の通りで見て下さい。
直線距離800m・・・徒歩約10~15分
直線距離560m・・・徒歩約7~10分
直線距離400m・・・徒歩約5~7分
直線距離280m・・・徒歩約4~5分
③店舗のデータは2018年8月時点です。その後の出退店により多少の変化はありますので、その時点での正確性についてはご注意ください。
スーパー・コンビニなど日常の買い物店舗
❶スーパーマーケット/駅から直線距離800m以内
220m ディナーベル北大前店
310m まいばすけっと北19条西4丁目店
430m まいばすけっと北18条東1丁目店
❷コンビニエンスストア/駅から直線距離280m以内
セイコーマート1店舗、セブンイレブン1店舗、ローソン1店舗
ファミリーマートはこのエリア内にはありません
❸ドラッグスストア/駅から直線距離560m以内
すぐ近く ドラッグセイムス北18条店
560m ツルハドラッグ北13条店
❹100円ショップ/駅から直線距離560m以内
該当する店舗はありません
家電・衣料品など非日常的な買い物店舗
❶ファッション・スポーツ系店舗/駅から直線距離400m以内
該当する店舗はありません
❷メガネ・コンタクト系店舗/駅から直線距離400m以内
該当する店舗はありません
❸家電量販店・PC系店舗/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
❹ホームセンター系店舗/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
❺家具・大型雑貨系店舗/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
ファミレス・ファストフード・カフェ店舗
❶ファミリーレストラン系店舗/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
❷ファストフード系店舗/駅から直線距離400m以内
該当する店舗はありません
❸チェーン系カフェ店舗/駅から直線距離400m以内
該当する店舗はありません
ATM・スポーツジムなど生活に必要な施設
❶銀行・ATM店舗/駅から直線距離280m以内
すぐ近く 北洋銀行クレスト18ATMコーナー
90m 北海道大学前郵便局
❷スポーツジム店舗/駅から徒歩15分以内
該当する店舗はありません
❸チェーン系書店/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
❹レンタルビデオ店/駅から直線距離800m以内
該当する店舗はありません
駅の発展性
北18条駅の利用者数(2016年・1日平均乗車人員)は7,674人でした。
過去10年間の利用者数の推移は2006年の7,076人から2011年には7,293人と、前半5年間の伸率は103.1%、後半の5年間で105.2%、10年間トータルでは108.5%でした。
地下鉄3路線全駅の平均は107.8%で、南北線16駅の平均は98.5%、東西線18駅の平均が113.1%、東豊線14駅は116.6%でした。
札幌市営地下鉄の全49駅(さっぽろ2路線・大通3路線を各1駅ずつとして)のうち利用者数(乗車人員)では38位で、10年間の伸率では33位となります。
2016年までの10年間の伸び率108.5%は、南北線の中ではかなり良い方の部類ですが、地下鉄3路線合計では、ほぼ平均的な伸び率ということになります。
北18条 駅での住居(マンション・アパート)探しのまとめ
交通の利便性には恵まれていても、買い物の利便性には恵まれていないエリアであると冒頭にご紹介しました。
買い物店舗は、コンビニエンスストアやドラッグストアの他には、ディナーベルやまいばすけっとといった小型の食品スーパーがある程度です。
但し、そのコンビニも小型食品スーパーも北18条駅周辺に3店舗ずつありますので、小型の店舗でも十分に買い物が成立するような方であれば、不足感が無いかもしれません。
ただ、大よその方にあてはめると、仕事が忙しいので家には寝に帰るだけ、できる限り会社まで近いエリアに住みたいといった方以外には、あまりおすすめできるエリアではありません
どうしても北18条駅周辺で探したいという方は、この18条駅周辺は、札幌にしては珍しく車幅が広くない道路が多いため、マンションなどの建物も所狭しと建っている感じの物件が多いので、日当たりなどには十分注意して探してみてください。
最後に、どの駅がマンション探しに適しているのか?今回の記事でご紹介した交通・買い物の利便性を中心に、札幌市営地下鉄線の46駅をランキング化した記事をご紹介します↓
今までに北海道移住に関する100以上の記事を書いてきました。気候・買い物・交通・スポーツ・メリット・デメリットなど様々な角度から、できる限り個人的主観のみでなく、データや他記事の意見も踏まえ、多くの方にできる限り正確にお伝えできるよ[…]