心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌の積雪量って?過去の雪不足年や過去10年間の旬ごと変化など可視化!

札幌の積雪量を2020年と過去10年間を比較したグラフの写真

2020年の1月は、全国的にもそうですが、北海道ではたいへんな雪不足に見舞われています。

雪が少ないことは良いこともあるのですが、雪が降ることが前提となって出来上がっている基盤があるので、雪が少なすぎると多くの弊害も呼んでしまいます。

今朝の段階で札幌市中心部も10cm前後にまでは増えましたが、まだ例年の五分の一しかありません。

昨年も雪が少ない年で、初雪が観測史上最遅タイであったり、雪が無くなるのが30年ぶりの速さになるのか?なんてことが3月頃のお天気コーナーで話題になっていたりしました。

さてさてそこで、

→普通であれば、札幌にはどれくらいの雪が積もっているものなのか? 平年値と最近10年の各年とを視覚的にグラフで比較してみました

→また、今年のように雪の少なかった過去の年は、その後、2月3月とどうなっていったのか?

など、北海道民であれば知っているかもしれないが、にわか移住民や転勤族には実感のない、札幌の積雪量に関する「常識」を、今回はデータで認識してみようと思い、まとめてみました。

積雪量データの全ては、気象庁HPに掲載の最深積雪量データ(札幌)をお借りしてます。

(その中で「平年値」とは、平年値:1981年から2010年の30年間の平均値で、その年は気象庁が決めています)

過去(平年・2010年~2019年)との積雪量比較

各年の見方は、前年の11月からその年の4月までを指していて、例えば2019年であれば、2018年11月上旬~2019年4月下旬となります。

 

札幌の2020年の積雪量を過去10年間と比較したグラフの写真

平年値に比べ多い年も少ない年も、その年により積雪量・時期のバラツキがあることが分かりますが、太い色のライン、平年値(黒)・昨2019年シーズン(青)・今2020年シーズン(赤)の太いラインに注目をしてみてください。

2019年(2018年11月~2019年4月)の昨シーズン(青の太ライン)は、雪の降り始め(初雪)が過去最遅タイという異常ぶりから始まり、積雪量も過去3番目に少なくなるのでは?とニュースで話題になるほど少なかった年でしたが、今シーズン(赤い太ライン)は、そのペースをもはるかに下回る少ない積雪ペースであることが分かります。

1月に雪不足であった年の2月3月はどうであったか?

1月15日現在において、観測史上・積雪量が最も少なかった年から10年分を抜粋し、同様にグラフ化してみました。

1964/1/15 15㎝
1979/1/15 17㎝
1997/1/15 19㎝
1983/1/15 21㎝
1972/1/15 25㎝
1993/1/15 25㎝
2007/1/15 26㎝
1969/1/15 27㎝
1961/1/15 29㎝
1989/1/15 31㎝

何と、1月15日おける過去最低積雪量の年は1964年で、前回の東京オリンピックの年です。

そして、2020年・2回目の東京オリンピック開催年である昨日が16cmと、わずか1cm差で2位であるという、不思議なデータとなりました。

また、ワースト10位には1989年もあり、このシーズンは昭和から平成になった冬(1月)であり、2020年は令和初の冬でもあり・・・

グラフの積雪量は旬単位ですから、1月15日の積雪量と1月中旬の積雪量は異なります(1月中旬としては、2020年が観測史上ワースト記録になりそうな感じです)。

札幌の積雪量が1月15日現在で少なかった過去ワースト10の年の積雪量がその後どのように推移するかを現したグラフ

 

1964年を含めほとんどの年が、いつかのタイミングで平年値に追い付いていますが、2020年はどうなるでしょう?

予報によると、雪まつりのある2月上旬までは高確率で雪不足のまま、もしかしたら3月終わりまでず~っと雪不足のままで冬シーズンが終わってしまうかもしれないとも言われています。

まとめ

日本全国的に雪不足となっている2020年冬シーズンですが、雪を観光資源として大いに頼ってきている北海道、特に札幌においては、雪不足は深刻な悩みとなります。

過去雪不足の年の2月3月を見ると、1月中旬以降に雪が多めに降り、平年並みの積雪量となる年が多いので、データ的には安心ですが、今年はどうやら怪しいそうです。

雪不足によって起きるデメリットとメリットについて詳しくは↓をご覧ください。

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また、本来の札幌の1月の気候については、過去30年の平均値からまとめた↓も見てみてくださいね。

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他気道内各地の気候については、雪単位よりも細かく10日間単位=旬ごとにまとめています。例えば1月中旬であれば↓

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以上、『札幌の積雪量は?過去の雪不足年は?過去10年間の旬ごと変化も調査!』についてでした。

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