心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌の交通料金(運賃)は高いは本当か?徹底検証!!

こんにちは。
地方への移住・北海道への移住で、少しでも失敗・後悔なく、心地よさを感じる計画を立てるためには、札幌移住がおすすめかな!?とブログにまとめている、えびさかです。

札幌へ移住して、札幌に住むデメリットとして札幌の交通料金が高い!という書き込みをよく目にします。確かに、初乗り運賃がJR170円・地下鉄200円は、東京に比べて高いですね。

そこで、札幌の地下鉄・市電(路面電車)・JR線の運賃を他主要都市と比較し、検証をしてみました。これから移住(永住)先を決める方や、転勤などで札幌へ引越しされる方の参考になればと思います。

※札幌には私鉄が無いため、札幌JRは他都市JR+私鉄と比較しました。

JR線の運賃比較

《1》距離別・JR・私鉄の運賃比較

・・・・・・初乗 15㎞ 30㎞ 50㎞
JR北海道   170    260    540    930
JR九 州 160    280    560    940
JR四 国 160    260    550    950
JR本 州 140    240    500    840
JR東京圏   140    220    470    800
JR山手線   140    200       -      –
JR関西圏   120    220    460    800
大阪環状線   120    190       -   –
京王線   130    200    320    390
東急線   130    220    300    440
東武線   150    250    420    650
名鉄線   170    350    550    860
阪 急   150    270    320    400
近 鉄   150    350    490    750
西 鉄   150    340    510    730

北海道は、初乗り運賃では一番高い部類で、一番安い大阪より50円も高く、関西の方から見ると非常に高く感じると思われます。しかし、関西の私鉄と比較してみると、30km・50kmでは関西私鉄の方がかなり安いものの、15kmではJR北海道の方が安いですね。

名古屋との比較でも、JR同士は名古屋の方が安いものの、私鉄名鉄線との比較では、初乗りは同額、15km・30kmではJR北海道が安く、50kmでは名鉄の方が安いと、互角な感じではないでしょうか。

福岡との比較でも、JR同士は若干北海道の方が安く、私鉄西鉄線では初乗りは福岡、15kmは札幌、30kmはほぼ同額、50kmは福岡と互角な感じです。

首都圏との比較は、JR・私鉄ともに首都圏の方が安く、特に私鉄とは大きな差があります。ただ、同じ首都圏の私鉄でも、京王・東急に比べ東武は高く、初乗り・15kmではJR北海道とあまり変わりありません。

トータル的に、15kmくらいまでは何とか小さな差と言える範疇ではないでしょうか?山手線・京王線とは60円もの差ですが、東武線とは10円差、名古屋・関西の私鉄よりはかなり安いですね。

首都圏の方から見れば、どの距離でも札幌は高いと感じられますが、関西・名古屋・福岡の方から見た札幌は、近距離と長距離は高いけど中距離は安いと感じそうです。

《2》「札幌」起点、利用者人員の多い駅までの運賃・距離

札幌市内での利用者人員一位の札幌駅を起点に、他の上位駅とのJR運賃と距離を調べ並べてみました。

手稲    260円 10.6km
新札幌   260円 10.9km
琴似    210円   3.8km
桑園    170円   1.6km
白石    210円   5.8km
星置    260円 13.7km
稲積公園  220円   9.3km
発寒    220円   7.1km
苗穂    170円   2.2km
森林公園  260円 12.2km
発寒中央  210円   5.3km

札幌市内のJR沿線在住者は、札幌駅までの利用が大多数であると思われます。この大多数の方々は、運賃の高さがまだ小さいと言える範囲であった15km圏内での利用となっています。

《3》新宿起点、利用者人員の多い駅までの運賃・距離

同様に、東京で多くの利用者は、どれくらいの運賃(IC)・距離なのかも並べてみました。利用者数一位の新宿駅を起点にしました。

池袋    154円   4.8km
東京    194円 10.3km
横浜    550円 35.5km
品川    194円 10.6km
渋谷    154円   3.4km
新橋    194円 12.2km
大宮    464円 27.4km
秋葉原   165円   8.6km
北千住   359円 15.1km
川崎    388円 22.0km
高田馬場  133円   2.7km
上野    194円 11.3km
有楽町   194円 11.1km
立川    464円 27.2km

東京では、単純にJR駅間・JR運賃だけでは比較できないということを承知の上で並べてみました。例えば横浜であれば、渋谷・東横線乗換えで421円、品川・京急線乗換で492円とJR一通より安いですね(所要時間は湘南新宿ラインを除けばそれほど変わらない)。

札幌と首都圏を並べてみると、札幌は列車利用の範囲が狭い⇒距離が短い⇒運賃が安いとなります。

恐らく、よく札幌の交通料金が高いと言う方は、初乗り運賃での比較であって、実利用ベースでの実感ではないと思われます。

ただ、物理的に札幌のJR運賃が割高であるのも事実です。距離が長ければ長いほど!

地下鉄の運賃比較

・・・・初乗り  15km
札幌    200     320
仙台    200     360
メトロ   170     240
都営    180     270
横浜    210     330
名古屋     200     300
京都    210     320
大阪    180     320
神戸    210     340
福岡    200     330

札幌の料金は高い!と思う方は、間違いなく東京の方ですね。大阪も初乗りは20円安いですが15kmでは同額です。その他都市は、ほぼ同レベルか逆に札幌の方が安いです。

市電(路面電車)の運賃比較

札幌市電の運賃は、全区間均一で、おとな200円、こども100円、定期券は1ヶ月8,040円・3ヶ月22,910円(割引率33%)です。

2015年12月の路線ループ化より以前は、おとな運賃170円でしたから、30円の値上がりでした。この時に通勤定期の割引率が26%から33%に良化していますが、それでも運賃値上がり分があるので、通勤定期代金としても値上がりでした。

他都市と比較してみると、

・・・・・・運賃   通勤定期割引率
札幌  一律200円  33~36%
函館  210~250円 30~34%程
荒川線 一律170円    31~36%
江ノ島 190~300円 34~43%程
富山  一律200円  31~41%
福井  160~400円 27~41%程
広島  一律180円  34~41%
熊本  一律170円  40~43%
鹿児島 一律170円    24~28%

普通運賃は、高い方の部類に入りますね。

ちなみに、ループ化前の170円の時なら安い部類であったのか?とも思い、5年前くらいでも比較してみました。

札幌170円に対し、函館200円・富山200円よりは安いのですが、荒川線160円・広島150円・熊本150円・鹿児島160円よりは高いといった感じです。他都市も5年前は値上げ前で、今よりも安かったということですね。

札幌の通勤定期割引率は、低率部分では悪くないのですが、高割引率部分では悪い方です。札幌の定期券には、1ヵ月と3カ月の2種類しかなく、他の都市には6か月があるため、ここで差がついてしまいます。

まとめ(北海道移住を失敗・後悔しないために)

距離と運賃の相対的は比較では、地下鉄は遜色なし、市電(路面電車)は少し高め程度ですが定期代は高い、JRは15kmくらいまでは少し高い程度だが距離が長くなるほど私鉄との差がかなり大きくなるといった感じです。

但し、東京との比較だけは、JRも地下鉄も市電も全てにおいて、札幌の方がはっきり高いと言えます。その他都市とは、高かったり安かったりですから「札幌は高い!」と書き込んでいる方の殆どは東京の方でしょうね。

しかし、実際に支払っている金額で比較すれば、札幌を拠点にされる方は、東京を拠点にされる方より安いはずです。東京都心部へ通う方は15km以上電車に乗っている方が多数派で、札幌都心部に通う方は15km未満が多数派だからです。

利用の仕方によって、感じ方は人それぞれであると思いますが、こうして改めて全国と比較してみると、札幌は東京はじめ各大都市と比較ができる分だけ、交通網が豊かであるということですね。

やはり、北海道移住で少しでも失敗・後悔しないためには、札幌移住が無難です。

以上、『札幌の交通料金(運賃)は高い!を検証』札幌/北海道移住のまとめでした。

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