新千歳空港・丘珠空港~札幌間の交通アクセスと国内航路の総まとめ

こんにちは。
地方への移住・北海道への移住で、少しでも失敗・後悔なく、心地よさを感じる計画を立てるためには、札幌移住がおすすめかな!?とブログにまとめている、えびさかです。

札幌に移住してからは、すっかり海外旅行をしなくなりました。東京在住の時は羽田や成田からいろんな国へ不自由なく旅行ができましたが、札幌からだとちょっと不自由だからですが、その代わりに国内路線が充実しているので、国内旅行にシフトして来ました。

そういう方も多くなるであろうと、新千歳空港・丘珠空港からの航空路線と札幌からの交通格セスについて、調べまとめてみました。これから移住(永住)先を決める方や、転勤などで札幌へ引越しされる方の参考になればと思います。

※航空・列車・バスの情報は、2018年2月現在となります(特に航空便は月により異なります)。

航空路線の種類と1日の便数

便数は、1日あたりの発便数ですが、日により異なる場合があります。

新千歳空港

<道外>

青森5便
いわて花巻3便
秋田4便
仙台12便
山形1便
福島1便
新潟4便
富山1便
小松1便
茨城2便
成田19便
東京53便
信州まつもと1便
静岡1便
名古屋(中部)18便
大阪11便
関西15便
神戸6便
岡山1便
広島2便
福岡6便
沖縄2便

※3月には松山空港へ1便が復活運行となります。

※ANA・JAL以外にもLCCなどが多数飛んでいます
スカイマーク・・・茨城・東京・名古屋(中部)・神戸・福岡
ジェットスター・ジャパン・・・成田・名古屋(中部)・関西
バニラ・エア・・・成田
エアアジア・ジャパン・・・名古屋(中部)
ピーチ・アビエーション・・・関西・福岡

<道内>

函館2便
釧路3便
女満別6便
稚内2便
根室中標津3便

丘珠空港

函館6便
釧路4便
利尻1便
三沢(八戸)1便
※全てJAL便

札幌から新千歳空港への交通アクセス方法(車以外)

《1》列車

①JR駅から

快速エアポートで、札幌~新千歳空港間37分、運賃おとな1,070円・こども530円です(全6両編成、4号車・指定席Uシートのみ指定席料金520円が必要)。

札幌駅発で、6時台から20時台まで出ています。8時台~19時台は毎時05分・20分・35分・50分と決まった15分間隔で札幌駅を出発します。

停車駅は、札幌の後、新札幌・北広島・恵庭・千歳・南千歳・新千歳空港です(朝晩にそれ以外の駅に停まる列車もあります)。

1時間に4本の快速列車のうち、2本は札幌発着ですが、もう2本は小樽まで(交互に)行きます(札幌・小樽間の停車駅:琴似・手稲・小樽築港・南小樽)

⇒2020年春のダイヤ改正で、1時間に5本ずつへと増便されることが、JR北海道より発表されました(2019年9月11日)

また、朝晩の2本ずつだけですが、新札幌と南千歳にだけ停車する最短所要時間33分の列車も登場!

早朝の一番快速も6:16発が、5時台に前倒しされます。

②地下鉄駅から

地下鉄の駅からは、札幌駅か新札幌駅でJR線に乗り換える必要があります。大通駅やすすきの駅からですと、地下鉄新さっぽろ駅・JR新札幌駅乗換えより、地下鉄さっぽろ駅・JR札幌駅乗換をおすすめします。

料金(運賃)的には、札幌駅経由の方が70円高く、乗車時間も、札幌経由の方が新札幌経由より0~8分程度早いだけです。

しかし、快速エアポートはけっこう混んでいて座れない場合が多いです。札幌駅からでも座れる保証はないのですが、新札幌駅からだと座れる確率がかなり低くなりますので、札幌駅乗換えをおすすめしています。

大通以外の東西線の駅からであれば、札幌駅経由だと大通駅とさっぽろ駅の2回乗換えが発生してしまうので、新札幌駅経由の方が良いと思います。南北線と東豊線であれば、さっぽろ駅での1回乗換えだけで済みます。

《2》バス

札幌市内の各所から新千歳空港行きのバスが発着しています。主要地下鉄駅やホテルからも新千歳空港への直行便が出ていますので、地下鉄~JR線への乗換えを避けたい方は、時間は多めにかかりますが、バス利用も有りですね。

①地下鉄の駅から直行便

・南北線の駅・・・麻生・北34条・北24条・さっぽろ・大通・すすきの・中島公園・澄川・真駒内
・東西線の駅・・・宮の沢・発寒南・円山公園・西11丁目・大通・南郷18丁目・大谷地
・東豊線の駅・・・環状通東・東区役所前・さっぽろ・大通・豊水すすきの・月寒中央・福住

②各ホテル発着

京王プラザホテル札幌
ロイトン札幌
札幌プリンスホテル
ANAクラウンプラザホテル札幌
札幌グランドホテル
ホテルリソルトリニティ札幌
ホテルサンルートニュー札幌
プレミアホテルTSUBAKI
アパホテル&リゾート〈札幌〉

③その他の主な発着地

・札幌ドーム
三井アウトレットパーク
・サッポロビール園

「三井アウトレットパーク入口」というバス停がありますが、これは「三井アウトレットパーク」バス停とは別で、パークの目の前ではなく、徒歩で10分ほど離れた場所にあります。新千歳空港からの連絡バスで、この「入口」を通るバスがありますので、注意が必要です。

空港発で、パーク目の前の「三井アウトレットパーク」バス停を通るバスは、地下鉄真駒内駅(アパホテル&リゾート<札幌>)行きのみとなります。

<料金>
1,030円(片道)
※往復券や4枚つづり回数券、京急線(品川・横浜)とのセット券もあります。

<予約>
予約はできません。満席の場合は、次の便に案内されるそうです。

丘珠空港への交通アクセス方法(車以外)

<連絡バス発着地>
・大通西6丁目(大通公園北側の北都交通本社前)
丘珠空港まで約40分(460円)
・大通西3丁目(大通公園北側の大通ビッセ前)
丘珠空港まで約38分(440円)
・札幌駅前(南口・ホテルグレイスリー札幌の隣にある伊藤加藤ビル前)
丘珠空港まで約25分(400円)
・地下鉄東豊線栄町駅
丘珠空港まで約5分(210円)

※地下鉄東豊線・栄町駅と地下鉄南北線・麻生駅からは、路線バスも利用可能です。

新千歳空港へは、列車とバスどちらが良いか?

《1》時間の比較

駅名   列車    バス
札幌  37分   約65分
大通  47分~  約73分
宮の沢 67分~  約65分
円山  60分~  約75分
麻生  56分~  約50分
大谷地 39分~  約40分
真駒内 65分~  約60分

※列車は、最短時間です。札幌以外の地下鉄駅からの場合、乗換え時間により、上記より時間が長くなります。
※バスは、バス会社の予定時間です。

《2》予定は予定?遅延は?

札幌で一番時間通りに運行される乗り物は地下鉄で、次に市電(路面電車)です。空港へ行くのですから、予定より大幅に遅延されると飛行機に間に合わずに困ることになりますね。

時間通りという観点で言いますと、札幌の交通事情は東京の常識では対応しきれません。

東京のJR線・京急線・モノレール線は滅多に遅延しませんが、札幌発快速エアポートが遅延することは珍しくありません。これは、冬の雪に限らず、夏でも起こります。

また、バスの遅延も珍しくありません。道路の渋滞による遅延は札幌に限った話ではありませんが、札幌の場合は、更に雪の影響でも遅延が発生しますので、注意が必要です。

列車とバスとどちらが良いか?どちらも100%信用することはできませんが、バスの方が遅れる時間が大きいことが多いので、JRの方が良いですね。

普通は、空港への到着は30分前までを目途にしますが、札幌の場合は、1時間くらいは見ておいた方が無難です。10分以上の遅延は十分にあり得ますので。

まとめ

列車(地下鉄&JR)もバスも種類と本数はけっこうあるので、時間だけ注意しましょう。特に冬は。

北海道移住において、少しでも失敗や後悔を少なくするためには、札幌の地下鉄沿線でマンション探しをすることをおすすめしますが、北海道外へ往復する必要の多い方は、新千歳空港にも利便性が高い方が良いですね。であれば、JRと地下鉄が両方利用できて、新千歳空港にも割と近い「新札幌」が良いですね。

北海道旅行・札幌観光や札幌出張の際に、1度、地下鉄新さっぽろ駅→JR新札幌乗り換えを体験してみてはいかがでしょうか?駅直結の「アークシティ サンピアザ」なども見てみて下さい。けっこう何でも揃っていて便利なことが分かりますよ。

以上、新千歳空港・丘珠空港~札幌間の交通アクセスと国内航路の総まとめについてでした。

【出典・参考元】
札幌中央バス
https://pound.chuo-bus.co.jp/

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