心地よさを求めて北海道/札幌へ移住して5年。実際に札幌生活を体験したことで分かった実感を、できる限り根拠となるデータも付けてまとめてみました。

札幌の気温や服装など札幌の気候的生活感を12か月に分類!

札幌に移住して、札幌の春夏秋冬どころか1ヵ月ごとに違う天候(気候)があることを知りました。引越しして来る前は“夏は涼しく・冬は極寒”程度の認識で、春と秋についてはほとんど意識もしていない、そんな感じでした・・・

そこで、札幌の気候を1ヶ月単位(12か月)で、最高気温・最低気温(5年間平均)なども調べまとめてみました。これから移住(永住)先を決める方や、転勤などで札幌へ引越しされる方の参考になればと思います。

※気象データの出典元:気象庁ホームページ(気象庁のデータのうち2013年~2017年のデータを使用、5年間の平均値を旬ごとに割り出し、使用しています)

4月

東京では、桜が咲くほど暖かくなっていく、毎日が楽しく感じられる時季ですが、札幌はまだまだ寒いシーズンです。4月上旬・中旬は日の最高気温が10度程度までしか上がらず、最低気温も2度程度まで下がる、そう東京の真冬と全く同じ気温なのです。

それでも、最高気温が氷点下の1・2月に比べれば10度以上も暖かく、4月下旬には15度くらいまで上がってきますので、寒さが和らいでいくのは確かです。

東京での1月の寒さから3月中旬まで暖かくなっていく感じが、札幌の4月・1か月間のイメージで、コートはまだ手放せられません。

5月

5月上旬・GWの頃には、気温が17度くらいまで上がり、東京の4月上旬と同じくらいになるということで、札幌にも桜のシーズンがやってきます。

そして、5月下旬には最高気温が20度を超えてきます。但し、最低気温はまだ10度程度なので、朝夕の寒さ対策も忘れないようにしておく必要があります。

6月

1年で最も過ごしやすい時季と言われますが、人それぞれかもしれません。最高気温は22度前後で良いのですが、最低気温がまだ12~14度まで下がるため、出かける際の服装は慎重に選ばないと痛い目にあいます。東京のGWと同じくらいでしょうか。

しかし、東京はじめ本州~九州では梅雨入りしますね。梅雨のない北海道札幌市は、北海道外との比較においては、6月が一番良いシーズンだと言われるのも、その通りだと思います。

7月

7月は最高気温25~27度前後、最低気温が17~19度前後と、暖かめの気候を好まれる方には最高のシーズンとなります(涼しめが好みの方は6月の方が良さそうですね)。日中は半袖だけでOKです!(夜は羽織るものが1枚必要)

東京の5月中旬~6月と同じくらいの気温で、更に梅雨のじめじめ感が無いので、爽快なシーズンです。

8月

いよいよ真夏ですが、最高気温は26~28度前後、最低気温は18~20度前後と、東京の最高気温30~33度前後・最低気温23~25度前後と比較すると、かなり過ごしやすく感じてしまいます。

東京の5月下旬~7月上旬と同じくらいの気温です。

日中はもちろん半袖でOK、夜外出時は念のために羽織るものがあると安心、夜寝る時は基本冷房無しで大丈夫です。必要になる日は7・8月で数回程度ですが、サーキュレーターだけで凌ぐことも可能です。

気象庁の暑さの基準に猛暑日(最高気温35度以上の日)と真夏日(最高気温30度以上の日)がありますが、2015年~2017年の3年間を調べてみると、30度超えの日は3年間で22日(年平均7日)、35度超えは1日もありませんでした。

30度以上は何度まで上がるのか?ということで、33度を超えた日を調べてみると、3年間で6日・年平均2日でした。実際には、6回のうち5回は2017年7月に集中、2016年は0回でした。

北海道の夏も最近は暑い!と言っている方がいたら、きっと2017年7月(7/7~7/15)の記憶が強くあってのことかもしれません。

9月

東京では残暑が厳しい年もけっこうある9月ですが、札幌の最高~最低気温は、上旬で24.7~17.1度、中旬は22.3~14.5度、下旬では21.6~12.5度と、東京の10月と同じくらいで、過ごしやすいシーズンとなります。

7月の次に良いシーズンではありますが、下旬頃には日中でも半袖が寒く感じられる日が増えてきますので、ベストシーズンの終わりを感じ、少し寂しくなる頃でもあります。

10月

最高気温が上旬の18度から下旬には13度と、東京の11月下旬から12月上旬と同程度の気温となります。寒さを実感せざるを得ない時期となり、コートや手袋も必要になり、年によっては雪がちらつくこともあります。

10月下旬から11月上旬に紅葉のピークを迎えます。札幌市内では、北海道大学や中島公園など市街地で紅葉が楽しめますので、寒さ嫌いの方でも、まだ出かける気になるシーズンです。

11月

11月上旬は、まだ最高気温が11度前後まで上がりますが、中旬には8度前後までしか上がらず、東京の真冬並みから東京では味わえない寒さに移っていくシーズンです。

11月下旬には最高気温5.3度・最低気温が氷点下の-1.0度となりますから、雪が複数回降り、道に積もり始めます。

12月

12月上旬から3月上旬までが、雪のオン期となりますが、12月は日の最高気温(平均)が0度以上なので、暖かめの日と氷点下の寒い日を繰り返します。

路上に積もった雪が、暖かい日の日中に溶け、夜に凍り、翌日が寒い日だと凍ったままのツルツル道になります。外出時に道路を歩く際には、厄介なシーズンです。

1月

日中の最高気温も平均で氷点下となり、最も寒いシーズンです。

大雪・大嵐により飛行機や列車が止まりやすいデメリットもありますが、歩道の雪が日中でも氷点下のため溶けにくく、歩道がツルツル道になりにくい、割と歩きやすいというメリットもあります。

逆に、新雪の道はキュッキュッと、歩くのが気持ちよくなります。

また、雪が積もっていると気温よりも寒く感じません。最高気温が-2度くらいの日はよくありますが、東京の最高気温5度くらいの日よりも、暖かく感じると思います。最高気温が-5度を下回る日は、さすがに顔が冷たく痛くなります。

2月

1月よりは若干気温が上がりますが、最高気温が氷点下の日が多く、降雪量も1月と同程度で、1月と変わらないシーズンです。

ただ、2月上旬には「雪まつり」があり、札幌が賑わうシーズンでもあります。また、札幌駅や大通付近のイルミネーションがけっこう大掛かりで、雪にも良く映え、夜の札幌中心部を明るくしてくれます。

3月

東京では、春に向かって気温が上昇(2月下旬11.6度→3月下旬16.2度)していき、桜の開花情報で賑わう時季ですね。

札幌も気温は上昇していくのですが、未だ東京の真冬よりも寒い気温レベルで、2月下旬1.2度から3月下旬7.1度までしか上がりません。

そして、実はこの頃が1年の中で一番厄介なシーズンとなります。

この程度の気温ですと、道路に積もった雪が溶け始めベチャベチャ状態になります。一気に暖かい日が来ると、道端に積もった雪の解けた水で、交差点や道端に大きな水たまりができます。

だからと言って、全ての積もった雪が全て無くなる訳ではありません。

歩道はぐちょぐちょで歩きにくく、車道にたまった水たまりを荒い運転の車が通ると、泥はねの危険もあります(北海道は、飛ばす車がけっこう多い感じです)。

こんな日が3月は続きます。そして、やっと雪がかなり無くなりかけた時に、また降ります。

服装も、コートを脱げるほど暖かくもなく、春が待ち遠しいシーズンです。

1年の中で一番厄介なシーズンです。

まとめ

札幌在住未経験時には最悪のシーズンだと思っていた札幌の真冬は、実はそれほど悪くなく、楽しめるシーズンでもあります。ノーマークであった3月・4月上中旬の方が厄介なシーズンで、住んでみないと分からないものです。

但し、3月~4月上中旬をどう思うかは、地元民と移住民とで考え方が違うようです。

地元民の方にとっては、暖かくなってきてウキウキするシーズンであり、どんどんコートを脱ぐ人が若者を中心に増えていきます。移住民にとっては、まだまだ寒くコートは必着な真冬感覚な上に、3月はベチャベチャ雪に苦しむ厄介なシーズンです。

北海道移住を少しでも失敗や後悔をしたくない方は、何度か札幌に旅行で来られるのが良いのですが、特にこの3月~4月上中旬の現実を体験されることをおすすめします。逆に札幌移住を検討されない方は、この時期を外すことをおすすめします。

とは言っても、3月・4月以外は、夏以外もそれぞれに良さのある気候ですので、本州にはない“心地よさ”が楽しめると思います。

以上札幌の気候(天気)の特徴を四季ではなく12か月ごとに分けてみた!についてでした。

【出典・参考元】
気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php

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