札幌に移住して、いろんな買い物やマンション探しを経験しましたが、その中で、今後注目するべき2つのエリアが見つかりました。買い物利便とマンション建設の観点から、2つのエリアについて情報をまとめてみました。
追記:苗穂駅の移転開業後の状況に関する記事は↓をご覧ください。
苗穂駅移転開業で「アリオ札幌」が便利に!道のり・店舗展開他のまとめ
アリオ札幌が便利!苗穂駅移転再開発効果以外の注目点&店舗一覧
買い物・住居のスタイルは人それぞれですが、札幌に移住(永住)・転勤など引越しする住居・地域選びにあたり、選択肢の1つに入れておいた方が良さそうな情報です。
※総合スーパー全体のことについては、後ほどコチラをどうぞ→『札幌の総合スーパーまとめ』
※駅前・駅直結のスーパー駅別一覧もどうぞ→『駅前・駅直結のスーパー駅別一覧まとめ』
※他の業態も関心ある方は、後ほどコチラもどうぞ→ 『今後注目のスーパー・2エリア』 『札幌のデパートまとめ』 『札幌のコンビニまとめ』 『北海道産セイコーマート』 『札幌のドラッグストアまとめ』 『北海道のアウトレットまとめ』 『札幌駅JRタワーまとめ』 『札幌の地下街まとめ』 『地下歩行空間・注目の6ビル』 『ショッピングセンター5タイプにまとめ』
JR苗穂駅・アリオ札幌(イトーヨーカドー)
札幌市内のスーパーを含むショッピングセンターで、売場面積が大きいのは、イオンモール札幌発寒(41,875㎡)とArio札幌(41,650㎡)、イオンモール札幌平岡(39,906㎡)ですが、現在と今後を合わせ、一番の注目は、Ario札幌(アリオ札幌)です。
《1》現在でも十分なアリオ札幌、しかしネックなのが最寄り駅までの距離
札幌市内のショッピングセンターの中で、一番店舗の種類が多く、利便性が高いと言えるのが、イトーヨーカドーを中心としたArio(アリオ)札幌です。
イトーヨーカドー店舗の他に、ユニクロ、アカチャンホンポ、ABCマート、アインズ&トルペ(ドラッグ)、くまざわ書店、タワーレコード、ゼビオスポーツ、100円ショップのキャン・ドゥ、アイシティ、ABCクッキングスタジオ、ペットタウン テン・テン、ルネサンス(フィットネスジム)、エブリデイFUNハウス(アミューズメント)などなど。
コーヒーが飲めるお店だけでも、スターバックスコーヒー、サンマルクカフェ、ミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルド、サイゼリヤの6店舗あります。
医療系だけでも、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、歯科、調剤薬局の5施設。
現在のネックは、JR・地下鉄等の駅から遠いという点です。JR苗穂駅から徒歩12分、地下鉄東区役所前駅から徒歩14分です。
物理的にはJR苗穂駅からはもっと近いのですが、苗穂駅には南口しかなく、アリオのある北側には出口がありません。逆側(南口)から出て、跨線橋(自由通路)を渡り、アリオまでぐるっと回るような道程となっています。
《2》今後のJR苗穂駅周辺開発(タワーマンション他)
そのJR苗穂駅が、2018年度予定で、駅舎が移転します。札幌駅寄り(アリオ寄り)に300mほど移動し、更に駅舎は南北両方に出口ができ(アリオのある北側にも出口ができ)、通り抜けも可能になります。
そして、元々南口にあった札幌市の再開発事業(25階建てツインタワーマンション+医療・商業施設、2018年度・2020年度に分けて竣工予定)に加え、北口にも大規模開発の計画が進行しています。
苗穂駅北口駅前を3地区に分けて、28階建てタワーマンション、サービス付き高齢者住宅、商業施設などが2020年度予定で建てられるそうです。
このエリア内に、苗穂駅とアリオ札幌をつなぐ(直結する)空中歩廊も造られる予定です。そうすると、苗穂駅からアリオ札幌まで徒歩2・3分といった感じになり、駅から遠いというネックが解消されるどころか、駅直結というメリットに生まれ変わります。
現在も、アリオに隣接してサッポロビール園や北海道日本ハムファイターズ屋内練習場もあって、大きな商業エリアとなっています。
今後は更に、苗穂駅再開発による商業施設の増加だけでなく、タワマン3棟・640戸分の人口も増えますから、また何か新たな商業施設などが新規計画されるかもしれません。
《3》アリオ札幌+JR苗穂駅周辺開発で一気に賑わう?
現在、アリオ札幌は賑わっていますが、JR苗穂駅は札幌駅からたった1つ目の駅であるにも関わらず、かなり閑散としています。逆側に1つ目の駅であるJR桑園駅は、イオン札幌桑園ショッピングセンター+複数のマンションが立ち並び、雲泥の差です。
2015年度のJR駅別利用者人員(札幌市のデータ)では、
札幌駅 95,288人
桑園駅 10,084人
苗穂駅 4,197人
と、大きな差があります。
札幌のマンション市況は首都圏以上に高価格化の傾向にありますが、人気エリアの新築マンションはけっこうお高めで、札幌移住の大きなメリットの1つが薄らいでしまいそうです。
今後の苗穂駅移転+北口南口の開発により、苗穂駅・アリオ札幌の周辺は、一気に注目のエリアとなりそうですが、一気にマンション価格が上がる訳でもないでしょうから、早めの検討がメリット大と言えそうです。
JR新札幌駅・地下鉄新さっぽろ駅の周辺に注目
《1》現在も便利な新札幌駅周辺
新札幌は、JR新札幌駅と地下鉄新さっぽろ駅の複線利用が可能です。もちろん、両駅は直結・隣接してします。
そして、その駅直結で、サツエキ(札幌駅)に次ぐ、大規模ショッピングセンター(「新さっぽろアークシティ サンピアザ」と「アークシティ デュオ」)があります。
《2》広大なショッピングエリア
日本で2番目の店舗数を誇るサツエキ「JRタワースクエア+大丸札幌店」の売り場面積は85,000㎡、新札幌駅は「アークシティ サンピアザ47,942㎡」+「アークシティ デュオ13,925㎡」合計で61,867㎡となり、札幌駅の3/4ほどの規模になります。
サンピアザの地下1階は、きのとや・ロイズ・千秋庵・フルーツケーキファクトリーなどちょっとしたデパ地下的なゾーンと、スーパーであるイオンが並んでいて、買い物の幅が広がり、利用勝手が良いです。
《3》どこへ行くにも便利な交通アクセス
交通アクセスにおいては、JR札幌駅まで快速列車利用で9分・普通列車で13~23分、JR新千歳空港駅まで快速で28分、地下鉄大通駅まで地下鉄東西線利用で20分と、札幌の副都心とも言われた便利な駅です。
《4》今後の再開発(タワーマンション他)
新札幌駅周辺は、札幌市が「都心機能の一翼を担う先導的な拠点であり、重点的なまちづくりを推進する地区」として、2015年度から2014年度までの10年間、いろいろな開発を行うそうです。
そして、地下鉄新さっぽろ駅のすぐ近くに、31階建てのタワーマンション、地上5階・地下1階の商業施設、13階建てのホテルなどが2022年予定で計画されているそうです。
まとめ(北海道移住を失敗・後悔しないために)
新たに開発されるエリアや注目のマンションは、初期売り出し価格は抑えられても、第一期発売分で販売状況が良いと、後の発売分は高値設定になりがちです。また、築浅中古物件は新築時販売価格より高くなるのが当たり前になっています。
北海道新幹線と冬季オリンピックの誘致、ニセコなど外国人から注目を集めている北海道の中心地ですから、その中でも更に注目の2エリアについては、早めの検討開始が良さそうですね。
北海道移住を失敗・後悔しないためには、まずは札幌移住から始め、特に地下鉄沿線でマンション探しをすることをおすすめしていますが、苗穂駅はJRの駅です。
また、何度か北海道旅行・札幌観光や出張で、札幌生活の現実を体験しておくこともおすすめしていますが、今回の苗穂駅は、これから、あまりにも大きく変わりすぎるので、今見に来ても参考にならないかもしれません。アリオ札幌は見て頂いて、後は想像力を働かせられるか?ですね。
新札幌は、今見に来ても、十分に参考になります。意外と広いので、思うように見て回れずイライラしないようご注意です。
ブログの書き込みの多くは、感覚的個人差があります。大切なのはご自身が実際に心地よさを感じられるかどうか?ですね。
以上『今後注目するべき札幌のスーパー・ショッピングセンター』札幌/北海道移住のまとめでした。