札幌移住のデメリット10&メリット20/北海道移住のまとめ

こんにちは。
地方への移住・北海道への移住で、少しでも失敗・後悔なく、心地よさを感じる計画を立てるためには札幌移住がおすすめかな!?とブログにまとめている、えびさかです。

2018年9月6日に起きた「平成30年北海道胆振東部地震」を踏まえ、メリット19番目の地震に関する掲載内容を一部修正しました。

地方に移住(引越し)すると、生活が楽になる。しかも札幌なら、東京の利便性を大よそ維持した上で。更に、札幌なら東京よりも快適性が上がる部分が多く、より心地よさを感じられるはずであると、札幌移住を決断しました。

なぜ「札幌なら」なのか?その札幌にはメリットだけでなくデメリットも多く存在しています。その札幌移住のメリット(長所)20個とデメリット(短所)10個を、札幌移住後の実感と合わせて、改めて洗い出してみました。

目次

【札幌移住のメリット(前半)東京と大差ない&東京には敵わないけど】

札幌のメリットのうち、東京の利便性・良さと比較し、札幌が勝っている部分もあるけれど、東京が勝っている部分もあって、札幌と東京のどちらか選ぶとしたならば「大差ない」同程度かな~と思える、又は「東京には敵わない」けど、地方都市としては十分すぎるという部分を、先に9個ピックアップしてみました。

※9個の後に「東京より快適性が高い」メリットを11個並べ、メリットは合計で20個となりました。

毎日が観光客気分/札幌移住のメリット《1》

~夜景に桜・紅葉・観光名所・イベントが年間通して楽しめます~
北海道札幌市の大通公園で夏に行われているビアガーデンの写真

北海道旅行に行けば、札幌観光をする方は多いと思いますが、街の中心地をちょっと歩くだけでも、大通公園や時計台・赤れんがの北海道庁旧本庁舎といった札幌観光の定番スポットがあります。

地下鉄1~3駅・散歩がてらの距離に北海道大学や中島公園・サッポロファクトリー・円山公園・北海道神宮などもあります。

大通公園ではイベントが年中楽しめます。春は「さっぽろライラックまつり」に「YOSAKOIソーラン祭り」、夏には「さっぽろ大通ビアガーデン」、秋には「さっぽろオータムフェスト」、冬には「ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」や「さっぽろ雪まつり」など・・・

観光には欠かせない春の「」や秋の「紅葉」は、北海道大学や中島公園・円山公園・北海道神宮・大通公園など札幌都心部から徒歩可能な近さに名所があり、もう少し離れれば、真駒内公園やモエレ沼公園・前田森林公園など更に選択肢が広がります。

そして、これも観光に欠かせない「夜景」は、日本新三大夜景の藻岩山山頂(ロープウェイ)の他、札幌駅にある「JRタワー展望室T38」からも楽しめます。もちろん、タワーマンションも多数あるため、自宅マンションから毎日夜景を楽しめる方もいます。

更に夏の「花火大会」も、真駒内花火大会やモエレ沼芸術花火・豊平川の道新・UHB花火大会など、これを目的に北海道旅行の日程を組んでも良いくらいの花火大会が楽しめます。

札幌の冬は雪景色が楽しめ、雪まつりはあまりにも有名ですが、2月上旬の雪まつり期間以外でも、日本三大イルミネーションにも選ばれた雪映えするホワイトイルミネーションもおすすめです。

年中・毎日、様々な観光が楽しめるのは、札幌ならではのメリットではないでしょうか?ただ、東京でも夜景はもちろん、桜も花火も様々なお祭り・イベントが楽しめます。

東京の夜景は、日本三大ではないですが、東京タワーなどからの夜景は札幌JRタワーからの夜景より素晴らしいですね。雪まつりも無く、紅葉もあまり無いですが、花火大会は東京の方が立派ですね・・・

観光気分が毎日楽しめるメリットは「札幌ならでは」ですが、東京より明らかに勝っているか?と言われれば、判断は人それぞれしょう。

東京に住んでいると、東京の観光性が当たり前でメリットとは思えないのですが、地方在住の方々からすると大きなメリットなのです。北海道や沖縄へ旅行に行くのと同じように、東京へ観光旅行に行く方々がたくさんいるのですから。

と言うことで、「地方だけど東京と大差ない部分」のメリットの括りでご紹介しました。

札幌移住後しばらくは、居住者でなく、観光客気分が抜けないと思いますよ!札幌市街の観光地も待っていますしね。

※桜について詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌の桜まとめ』

豊富な交通アクセスで利便性がとても高い街/札幌移住のメリット《2》

~地下鉄・市電(路面電車)・JR・バス全てが揃い交通網が充実~

札幌の公共交通機関は、JR・バス(ここまでは地方都市と同じ)・地下鉄(ここまでは地方の大都市と同じ)・市電(路面電車)があり、東京と同じです。東京で市電を利用する方は極一部ですが・・・

地下鉄は「東西線」「南北線」「東豊線」の3路線があり、それぞれ19駅・16駅・14駅あります。通勤通学時間帯には4~5分に一本、その他の日中は6~8分に一本、始発は6時台・終電は0時台まであります。

市電(路面電車)は、全24駅がループ化されていて1周約50分、各駅間は1~4分で、運行間隔は6~9分に一本程度、6時台始発~23時台終電と、地下鉄よりはやや劣るものの、それなりに十分な本数と言えます。

JR線は、札幌駅を中心に北広島・新千歳空港方面、手稲・小樽方面、江別・岩見沢方面・北海道医療大学・あいの里方面の4方向に路線があり、それぞれの方面駅により列車本数・利便性が大きく異なります。

バスは、路線数の説明が難しいので、乗車人員で他の交通機関と比較することでイメージできればと思います。札幌市内の乗車人員(2015年度・札幌市のデータ)を多い公共交通機関順に並べます。
(1)地下鉄602,738人
(2)バス   293,869人
(3)JR  214,723人
(4)市 電  22,774人

札幌におけるバス利用は、JRよりも多いのが特徴かもしれません。

東京の山手線の内側には劣るものの、外側と比べれば、札幌の方が便利な地域も多くあるため、東京の山手線外とは大差ない、地方としては十分過ぎるメリットであると思われます。

札幌以外で北海道移住したら、こうはいきませんね。老齢化後は、車の運転事故が多発していますから、車運転の必要のない札幌は、永住するには最適です。

※各交通アクセスを詳しく知りたい方は、後ほどコチラもどうぞ→ 『地下鉄(札幌)のまとめ』 『バス(札幌市内)のまとめ』 『JR線(札幌近郊)のまとめ』 『市電(札幌の路面電車)のまとめ』 『空港アクセスと国内航空便のまとめ』

北海道産食材は当たり前!北海道にしかない店舗も多数/札幌移住のメリット《3》

~北海道産以外に他県産や外国産の食材、外食チェーン店も揃っている~
北海道産の魚介類や野菜の写真

食べ物も充実。飲食店は札幌ならではのラーメンやスープカレー・寿司など名店が多い上、全国チェーン店もほとんど揃っています。スーパーで買う食材も、北海道産の野菜や新鮮魚貝類が多く、お惣菜なども安く買えます。

スーパーには、北海道産の野菜や肉・フルーツなどに加え、北海道外の野菜やフルーツ、海外の肉・魚も並んでします。お肉は外国産より北海道産の方が高いですが、野菜やフルーツは他県産と北海道産は高い安いまちまちです。

ラーメンやスープカレーは、東京に進出しているお店以外に、札幌にしかない名店が多数ありますので、札幌に住んでいないといつでも味わえるという訳にはいきません。

しかし、お寿司始め海鮮系はどうでしょう?北海道だから安いとか美味しいとかは、あまり感じたことはありません。これは、よく伊豆や北陸・九州など旅行に行くと魚が美味しいという事前情報が本当かな?東京でも食べられる程度では?と思うのと同じですね。

東京には何でも揃っていますから、ある程度は東京での食事と大差ありませんが、札幌にしかないラーメンやスープカレー、北海道産の食材が手軽に手に入る点は、札幌に住むメリットですね。

但し、日常の生活を考えれば、自宅での料理も外食も、それほど特定の食材や名店ばかりに行くわけではありません。スーパーや外食チェーン店などが、東京並みに揃っている点などからも、東京と大差ない種類に入れました。

東京並みに揃っていることは、地方都市には無い大きなメリットです。県庁所在地でも、外食には不足感がよく生じます。北海道でも、旭川市や函館市では不足感満載でしょう。北海道移住なら札幌!が無難です。

買い物は選択肢も豊富で利便性がとても高い/札幌移住のメリット《4》

~スーパー・デパート・コンビニ・ドラッグストア・アウトレット~

買い物がかなり便利で、人によっては東京より便利に感じると思います。コンビニエンスストア・スーパー・デパート・ドラックストアはもちろんのこと、アウトレットも新千歳空港との間に2施設あります。

コンビニエンスストアは、人口当たりのコンビニ店舗数が、北海道は東京に次いで全国2位です(1位のときもあった)。そして、北海道の特色は「セイコーマート」という北海道生まれのチェーン店があることです。

札幌市内のコンビニシェアは、セブンイレブン32%、セイコーマート30%、ローソン23%、ファミリーマート15%です。東京で馴染みのコンビニもちゃんと揃っている上で、セイコーマートも選べる点は札幌のメリットです。

セイコーマートは、実は日本初のコンビニであり、オリジナル商品も豊富、ホットシェフという店内調理のお弁当など、他3社とは違う特性を持っているので、重要な選択肢が1つ増えることになります。

スーパーは、北海道の食品系スーパーなども多数ありますが、分かりやすく全国的な総合スーパーで見てみると、札幌市内に、イオンが13店舗、西友が9店舗、イトーヨーカドーが5店舗あります。

車社会の北海道札幌市ですが、合計27店舗のうち9店舗は駅前、10店舗は駅から徒歩圏内、8店舗は車かバスが必要と、車無しでも便利な店舗が多いです。更に東光ストアという旧東急系で食品中心のスーパーなどは地下鉄駅直結の店も多いです。

デパート(百貨店)は、大丸札幌店・札幌三越・丸井今井札幌本店・東急札幌店の4つがあり、札幌駅~大通駅のわずか1km以内の距離間に集中しています。

現在は、売上高的にも人気的・立地的にも、圧倒的に大丸のひとり勝ち状態です。元々は、札幌商業の中心は大通付近で、丸井今井という北海道のデパートが売上高トップでした。ここ10年くらいは、大丸のあるJRタワー・札幌駅が一番地です。

そのJRタワースクエアは、アピア・エスタ・パセオ・ステラプレイスと大丸札幌店を合わせた店舗数が約580もあり、全国のショッピングセンターの中で店舗数第2位という規模です。

ドラッグストアも全国的なツルハドラック・マツモトキヨシ・コクミン薬局の他に、北海道産のサッポロドラッグストアー(サツドラ)やアインズ&トルペもあり、選択肢が豊富です。

店舗数が圧倒的に多いツルハドラッグ(札幌市内に109店・2018年2月時点)、価格が安定的にツルハなどより安いサッポロドラッグストアー(56店・同)、女性に人気のアインズ&トルペ(18店・同)が札幌市内の至る所に存在しています。

ちなみに、マツモトキヨシやコクミン薬局は、札幌駅~すすきの駅やアジア観光客が多い狸小路付近でしか展開していません。他の住宅街はツルハ・サツドラ2社が激しく競合し、会社帰りの女性利用が多い札幌中心部ではアインズが目立っています。

アウトレットモールは、札幌と新千歳空港の間の北広島に「三井アウトレットモール北広島」、新千歳空港から1つ目の駅・南千歳に「千歳アウトレットモール・レラ」があります。

三井は約165もの店舗数で申し分なく、アクセスも札幌から地下鉄&バス・JR&バス・バス直通と選択肢が多く利便性高です。レラは、三井ができてから多くのブランドが流れてしまいましたが、アウトドア系やキッズ・ベビー系なら三井より揃っています。

100円ショップも、ダイソー・キャンドゥ・セリアが、大概はショッピングセンターの中やスーパー店舗との併設ですが、駅から5分以内の好立地にも多くあります。特に地下鉄沿線は6割の駅で、駅から徒歩5分以内に100円ショップがあります。

買い物に関しては、日常の利便性を損なうことにストレスを感じる方は特に、北海道移住なら札幌!どころか、札幌が必須です。

※もう少し詳しく知りたい方は、後ほどコチラもどうぞ→『札幌の総合スーパーまとめ』 『今後注目のスーパー・2エリア』 『札幌のデパートまとめ』 『札幌のコンビニまとめ』 『北海道産セイコーマート』 『札幌のドラッグストアまとめ』 『北海道のアウトレットまとめ』 『札幌駅JRタワーまとめ』 『札幌の地下街まとめ』 『地下歩行空間・注目の6ビル』 『ショッピングセンター5タイプにまとめ』

リゾート気分でランニング(ジョギング)・お散歩/札幌移住のメリット《5》

~街中・公園・河川敷などコースも多種多様、冬は屋内コースも~
緑の中にランニングシューズ

さすが都会性と自然が両立する札幌には、ランニングや散歩に適したコースが多く存在します。道幅が広めの札幌ですから、普通にどこでもランニングがしやすいのですが、ランニングマニアからも認められるコースが市街地にあります。

豊平川河川敷は、多くの地下鉄・市電の駅から数分の位置を走り28kmほどのサイクリング・ランニングロードが整備されています。

公園系では、真駒内公園や円山公園・モエレ沼公園など観光の名所としても知られる公園が、ランニングにも適した公園になっています。

昼休みや会社帰りにも利用できるコースとしては、北海道大学や大通公園がおすすめです。但し、大通公園は途中に信号があるので片道1.5kmを一直線に走るには不向きで、散歩の方が適しています。北海道大学は車の通らない構内でもランニング可能です。

札幌のは、さすがに雪でランニングが難しくなります(それでも、している人はいますけど)。札幌ドーム・北海きたえーる・つどーむ・真駒内セキスイハイムアリーナには屋内コースがありますので、スポーツジムのランニングマシーンでは物足りない方にはおすすめです。

マラソン大会も多数あり、特に大通公園から市街地を通り北海道大学キャンパス内も走る「北海道マラソン」は有名ですね。フルマラソンだけでなく、ファンラン(12.1km)もあります。

※ランニングコースについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『ランニング12選』 『市街地ランニング5選』

日本新三大夜景が間近で楽しめる/札幌移住のメリット《6》

~藻岩山には会社帰りにも、JRタワー展望室ならもっと近い~
北海道札幌市の藻岩山から見る日本三大夜景の札幌市街地の写真

日本三大夜景と言えば、長崎・神戸・函館でしたが、2012年に夜景観光コンベンション・ビューローから「日本新三大夜景都市」が発表され、函館に変わり札幌市が選出されました。

藻岩山山頂からの夜景は、札幌観光にはかかせないものになりましたが、実は、山頂からよりも、ロープウェイで山頂に登っていく途中だんだんと夜景が広がっていく光景がとても素晴らしくおすすめです(ロープウェイでは下向きの場所取りが必要です)。

また、札幌駅にあるJRタワー展望室T38からの夜景も見逃せられません。大きく広がりを見せる藻岩山と違い、間近の夜景が楽しめます。暗く落ち着いた室内から見るので雰囲気も良いですね。

但し、高層階ビルからの夜景は、東京にはとても敵いません。東京の高層ホテルなどから見える夜景は、札幌には無いですね。しかし、東京には山頂からの日本新三大夜景はないですね。ということで、新三大夜景があるのに、東京と大差ない種類にしてしまいました。

若者のデートに必要な夜景は、地方移住で損なわれるもの第1位かもしれませんね。県庁所在地クラスでもあっても地方都市は、けっこう暗い所が多く、怖くて通れない所もありました。女性比率も高い札幌!若者男子の移住先としては最高?

国内航空便が以外に充実/札幌移住のメリット《7》

~全国30路線、LCCも全航空会社参加で主要幹線を結ぶ~
北海道札幌の空の玄関である新千歳空港の写真

札幌からの国内線利用は、新千歳空港と丘珠空港がありますが、この2空港合わせて全国30の空港へ航空便が飛んでいます。

青森・三沢(八戸)・いわて花巻・秋田・仙台・山形・福島・新潟・富山・小松・茨城・成田・東京・信州まつもと・静岡・名古屋(中部)・大阪・関西・神戸・岡山・広島・松山・福岡・沖縄・函館・釧路・女満別・稚内・利尻・根室中標津

九州と四国が、福岡と松山の1空港ずつだけと少ないのですが、それ以外はほぼ網羅されている感じです。全国空港乗降客数ランキング上位10の空港のうち、路線が無いのは鹿児島空港だけです。

ANA・JAL以外にも、全LCC(ローコストキャリア)が多数飛んでいます。
スカイマーク・・・茨城・東京・名古屋(中部)・神戸・福岡
ジェットスター・ジャパン・・・成田・名古屋(中部)・関西
バニラ・エア・・・成田
エアアジア・ジャパン・・・名古屋(中部)
ピーチ・アビエーション・・・関西・福岡

羽田-札幌路線は、日本で一番の輸送量、成田-札幌路線は第9位です。

全国空港乗降客数ランキング(2016年度)で新千歳空港は羽田空港に次いで第2位です。大阪を伊丹空港と関西空港を合わせると、大阪より少なくなりますが、大阪2空港の2,140万人に対し、新千歳空港は1,873万人といい勝負しています。

ま、新幹線が通っていないからということは置いといて・・・

実家へよく買えられる方、東京や大阪に仕事で行く必要のある方などは、北海道移住なら、新千歳空港に便の良い札幌がやはりおすすめです。日本ハムのボールパークができる2023年以降は、北広島市も注目かもしれません。

※各空港へのアクセスについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『空港へのアクセスまとめ』

冬は寒くない!雪も恐れる必要なし/札幌移住のメリット《8》

~札幌のマンションなら、部屋も暖かく、雪かき重労働も必要なし~
雪の中でも楽しく飛び跳ねる若者の様子

北海道と言えば、冬がとても寒い、雪がたいへんといった印象があると思いますが、実はそれほど寒くありませんし、雪かき作業の必要ないマンションに住めば、ほとんど問題ありません。

肌感覚として、札幌の0度は、東京の10度くらいとあまり変わりありません。

東京では、2017年12月~2018年3月までの121日間のうち、最高気温が10度未満の日は44日、8度未満の日がたったの16日、5度未満の日は2日しかありませんでした。

札幌の同期間では、最高気温が-5度未満の日が4日、-2度未満の日が22日、0度未満(氷点下)の日が50日でした。

東京の10度と札幌の0度、東京の8度と札幌の-2度、東京の5度と札幌の-5度がだいたい同じくらいの日数でした。

その東京の10度と札幌の0度、東京の8度と札幌の-2度、東京の5度と札幌の-5度は、寒さの感覚が実は同じくらいです。もしかしたら、東京5度の方が札幌-5度より寒いかもしれません。東京の最高気温5度はめちゃくちゃ寒いですよね!?

上記の通りなので、東京での真冬の服装で、札幌の真冬も十分に対応が可能です(靴は別)。年に数回ある最高気温-5度以下の日も、さすがに顔が痛くなりますが、マスクをすれば大丈夫です。

ダウンコートがあれば、札幌でも全く問題ありませんし、札幌の街で見かける冬の服装と東京の街で見ていた冬の服装に、あまり違いは感じません。但し、東京でときどきいる、冬なのに半袖の子供は、さすがに札幌にはいません。と思います・・・

服装で違いがあるのは、靴だけです。寒さは東京と同じでも、歩く道は違います。雪道はまだ良いのですが、凍ったツルツル道はたいへんです。よって、凍り道用の靴が必要になります。また、雪の積もった所を通らざるを得ない時のために、ブーツ・長靴的なスタイルの方が多いですね。

なぜ札幌より東京の方が寒く感じるのか?いろんな要素がありますが、主には雪と雲・晴天・風の影響です。

雪が降ると暖かく感じます。雪がもつ保温力と、水が氷に変わる時に出す凝固熱によるものだそうですが、雪が無い時よりある時、特に降っている時の方が寒くないのです。

そのためか、1月2月よりも3月4月の方が寒く感じることがけっこうあります。

札幌の冬は、厚い雲に覆われている時が多いのですが、この雲により熱が逃げにくくなります。逆に、晴れの日は熱が上空に逃げていきますので、晴天率の高い東京の冬は、より寒く感じるのかもしれません(もちろん、日が照っているときは暖かい)。

札幌の冬は、東京より風が少ないと感じますが、風の影響は大きいですね。

※各季節の詳細について、後ほどコチラもどうぞ→ 『春の気候(札幌)まとめ』 『夏の気候(札幌)まとめ』 『秋の気候(札幌)まとめ』 『冬の気候(札幌)まとめ』 『北海道の梅雨まとめ』
※12か月まとめて(月ごと)はコチラ→『12か月の気候(札幌)月毎まとめ』

サービスレベルは東京とあまり変わらない/札幌移住のメリット《9》

~特に女性は笑顔が好感持て、変な感じの店員も見かけません~

札幌が心地よいのは、サービルレベルが全国区なのも一要因だと思います。地方都市に行くと、東京とは違う接客態度に不快を感じることがありますが、札幌にはそれがありません。

札幌には、全国チェーン店が多くあるので、地方独特のサービスの無さはありません。北海道移住のブログで地方のサービスの悪さを指摘されている方がいらっしゃいますが、北海道の中でも地方へ行くとそうなのかもしれません。

ある地方都市、立派な県庁所在地ですが、サービスレベルの低さに残念な思いをしたことのある都市がありましたが、その都市は全国チェーン店が少ない所でした。

同じ日本ですから、その場所柄が悪いのではなく、その人たちの人柄が悪いということでもなく、東京と同じような接客のサービス文化が伝わっているかどうか?ということだと思われます。

【札幌移住のメリット(後半):東京よりも快適な部分】

ここからは、札幌のメリットのうち、あきらかに東京よりも快適性が高く、東京と札幌のどちらを選ぶかと言われたら、間違いなく札幌を選ぶであろう内容をピックアップしました。

札幌都心部まで近い!door-to-door30分以内も珍しくない/札幌移住のメリット《10》

~地下鉄・市電・JR通勤なら、大半の駅で30分以内通勤が可能~

札幌の都心部とは、大よそ北はJR札幌駅から地下鉄さっぽろ駅~地下鉄大通駅(~地下鉄すすきの駅)あたりになります。

オフィスが多いのは大通・札幌エリアですから、地下鉄大通駅またはJR札幌駅が勤務先の最寄り駅になる方が多いので、この2駅を基準にご説明します。

住居は、各駅から5分程度のマンションはけっこうあります。駅から1分・2分も珍しくありません。

自宅~最寄り駅が徒歩5分、勤務先からその最寄り駅も徒歩5分とすると、駅での列車待ち時間によってですが、列車乗車時間が15分以内であれば、door-to-doorで30分以内が成立します。乗車20分だとギリギリでしょうか。

では、交通機関の乗車時間はどうでしょうか?

札幌市内で圧倒的に便利であるのが地下鉄で、転勤者の殆んどは地下鉄沿線のマンションに住むのが通常です。

東西線・南北線・東豊線の3路線の中で、大通から一番遠い駅でも、10駅・20分(大通~新さっぽろ駅間が19分または20分です)ですので、ほとんどの駅がdoor-to-door30分以内が可能です。

・南北線(16駅):麻布>6駅11分>大通>9駅16分>真駒内
・東西線(19駅):宮の沢>8駅16分>大通>10駅19分>新さっぽろ
・東豊線(14駅):栄町>7駅13分>大通>6駅12分>福住

市電(路面電車)は、24駅1周が約50分ですので、一番遠い駅からで25分ということになりますが、恐らく、転勤や移住者がその辺りに住むことは少なく、ほとんどは15分~20分以内のエリアを選ばれると思います。

JR線は、利用者数の多い10駅を順番に並べると、札幌・手稲・新千歳空港・新札幌・琴似・桑園・小樽・千歳・白石・北広島となりますが、そのうち札幌市は札幌・手稲・新札幌・琴似・桑園・白石の6駅です。

手稲・札幌間・・・快速で10分(2駅)・各駅で16~18分(6駅)
琴似・札幌間・・・4~5分(2駅)
桑園・札幌間・・・3分(1駅)
白石・札幌間・・・6~8分(2駅)
新札幌・札幌間・・・快速で8分(1駅)・各駅で12分(4駅)

※新札幌と琴似は地下鉄東西線も複線利用できるエリアですので、大通へは地下鉄利用者が多いですね。他の駅の方で大通駅付近にお勤めの方も、札幌~大通間は徒歩で数分ですので、わざわざ乗り換えはしません。

以上の通りですので、door-to-doorで30分以内は、かなり高確率です。

ちなみに、大通から地下鉄で一番遠い新さっぽろ駅付近までタクシーに乗った場合は、日中で4,000円程度、深夜料金でも5,000円程度で大丈夫です。

札幌駅や大通駅から徒歩圏内の好立地でも、一般サラリーマンが購入可能な分譲マンションや転勤者向け会社補助金額で支払い可能な賃貸マンションが、けっこうありますので、徒歩通勤もありえます。

※地下鉄・市電・JRについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→ 『地下鉄(札幌)のまとめ』 『JR線(札幌近郊)のまとめ』 『市電(札幌の路面電車)のまとめ』

ゴルフは半日でらくらくストレスなし/札幌移住のメリット《11》

~総費用が安い、毎日プレイも可能、往復の車運転ストレスもなし~
ゴルフは半日で終わるイメージデザイン

東京在住時のゴルフは1日がかりで、家に帰ってきたらへとへとでした。朝は4時5時起きで、往復の高速や下道でも渋滞にはまり、ゴルフ場では平日でも待ち待ちゴルフでイライラ、家に帰って夕食をとったらテレビ見ながら居眠り・・・な感じですね。

しかし、札幌に住めば、ゴルフは半日!ゴルフ終了後は家族サービスや他の趣味を実行する余裕が残っています。

札幌では、札幌中心部から車で30分以内のゴルフ場も多く、朝7:00に出発→8:00スタート→18Hスループレイ・平日なら通常4時間以内→12:00にあがってお風呂に入って→13:00家に帰着できます。

しかも、車で30分は高速を使わず下道だけ、ゴルフプレイ代も安く、1ラウンドスループレーなので、ゴルフ場の割高ランチを食べなくて済むので、ゴルフ総経費が安上がりです。

トワイライトプランで14:00スタートなら、平日でも半日有給休暇で済みますし、早朝プレイプランで4:00スタートなら、9:00頃通常出勤も可能です。料金も割安なので、毎日でもゴルフが楽しめます(逆に週末ゴルフを止めても良いですね)。

札幌在住のゴルフなら、半日で終わり、待ち待ちプレイや渋滞でのイライラがない、いざとなれば会社出勤前や半日有給で週3回でも4回でも毎日でもいくらでも可能と、ストレスフリーなゴルフ環境が揃っています。

ちなみに、車の30分運転も面倒な方には、MKタクシーをおすすめします。片道3,600円くらい~5,000円くらいで行けるゴルフ場が複数あります。往復8,000円としたら、4人で割って一人当たり2,000円で、優雅なタクシー送迎が可能です。

※ゴルフについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌ゴルフ・4つのメリットまとめ』 『札幌ゴルフ・4つのデメリットまとめ』

スキー・スノボが毎日でも!会社帰りのナイタースキー場も豊富/札幌移住のメリット《12》

~札幌近郊だけでなく、あの憧れだった北海道スキー場も日帰り可能~

札幌に移住してきて、一番感嘆したことは、ナイタースキーが会社帰りに行けてしまうことですね。

ゴルフのストレスフリーさや買い物の利便性、夏の快適さなども、住んでみて改めてその心地よさを実感していますが、会社帰りのナイタースキーについては、全くの想定外、嬉しい悲鳴状態です。

しかも、車でなく公共交通機関(地下鉄&バス、JR&バスなど)だけで行けて、スキーを3~4時間くらい楽しめます。

1つ例を上げますと、「ばんけいの森 さっぽろばんけいスキー場」というスキー場があり、ナイター時間は16:00~22:00です。

① 会社を17:00に終え、地下鉄東西線で円山公園駅まで行きます。地下鉄大通駅からであれば円山公園駅まで3駅・5分です。

② 円山公園からバスに乗ります。円山線盤渓行きバスで約15分後「さっぽろばんけいスキー場」で下車すればスキー場に到着です。

<バス時刻表(2017年~2018年スキーシーズン時点)>
円山公園発   17:40、18:10、18:40、19:10
スキー場着   17:53、18:23、18:53、19:23
スキー場発 20:42、21:32、22:22
円山公園着 20:55、21:45、22:35

→例えば、会社を17:15頃に出て、地下鉄を17:24大通駅発~17:29円山公園駅到着、バスを17:40円山公園発~17:53スキー場到着、18:00頃~22:00までナイタースキーを楽しみます。

→復路は、22:22スキー場発~22:35円山公園到着、地下鉄で自宅へ。自宅の位置にもよりますが、一番遠い新さっぽろ駅の場合でも、22:45円山公園駅発~23:10新さっぽろ駅に到着。24:00までにおやすみなさいも可能ですね。

「ばんけいの森 さっぽろばんけいスキー場」以外にも、複数の会社帰りスキー可能コースがあり、中には無料送迎バスのあるスキー場もあります。スノボの方は「札幌藻岩山スキー場」だけはスノーボード全面滑走禁止なので、要注意です。

シーズン券を利用すれば、交通費も含めた1日のスキー総経費が2,000円未満になり、ひと月5万円くらいで、毎日スキーが楽しめます。しかも、会社勤務をしていても!です。

※北海道スキーについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌ナイタースキー場5選まとめ』 『札幌日帰りスキー6選まとめ』 『北海道スキー10選まとめ』

都心に居ながらリゾート感を満喫/札幌移住のメリット《13》

~都心性の夜景とリゾート感の桜・紅葉・豊富な緑が同時に間近で~
北海道札幌市の中島公園で紅葉がとてもきれいな様子

札幌は、都心と自然が近いので、夜景と緑・桜・紅葉の両方が日常で楽しめます。都心部から30分以内に日本新三大夜景の藻岩山ロープウェイや紅葉で有名な北海道大学・中島公園などがあり、毎日観光気分も味わえます。

東京でも、桜の名所はけっこう都心部近くにありますね。目黒川に新宿御苑、千鳥ヶ淵、六義園など。ただ、意外と時間がかかったりして、会社帰りに毎日でも気軽に見て帰れるような場所ではないですよね。

札幌のは、札幌の中心部である大通駅や札幌駅から徒歩でプラプラと行ける桜の名所があります。大通公園や中島公園、北海道庁旧本庁舎など。

紅葉も、北海道大学に中島公園・大通公園と、大通・札幌から徒歩圏の距離で楽しめます。北海道大学のイチョウ並木は、何度見ても見事ですね。

は、大通公園や中島公園はもちろんのこと、北海道庁や北大植物園・知事公館・永山公園・北海道大学や豊平川の河川敷など、徒歩圏内でも、あちらこちらで緑の景色が楽しめます。

また、藻岩山や円山などのがすぐ近くにあり、ビルの背景に山の緑が見えます。春には雪解けで残雪の山がバックとなり、カナダのバンクーバーにも似た雰囲気を感じさせてくれます。

※桜について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌の桜まとめ』

コンパクトシティ!札幌~大通~ススキノを中心に集中/札幌移住のメリット《14》

~札幌駅・大通駅から徒歩圏内、しかも地下通路なら信号待ち無し~
北海道札幌市中心部のMAP

札幌に住んでみて、全国一魅力的なコンパクトシティだと実感しています。札幌駅から大通り・すすきのまでのわずか1.9km、歩いて20~25分程度の距離です。

北海道庁や札幌市役所など行政をはじめ、デパート・ショッピングビル・ファストファッション・家電量販店・コンビニエンスストア・100円ショップなど買い物は何でも。

その他、レストランからスープカレー・ラーメン屋・カフェ・居酒屋などの飲食関連も凝縮され、夜景や桜・紅葉・緑も、ランニングや散歩など、とにかくいろんな機能が集積、街の機能がコンパクトに集約しているので、移動距離が短くて済みます。

しかも、その区間の殆んどが、地下空間で信号無しストレスなしで移動できます。今後更に地下歩行空間の拡大が計画されているので、信号無しストレスなしは、更に拡大します。

地下鉄さっぽろ駅から大通駅の間に「札幌駅前地下歩行空間(チ・カ・ホ)」がありますが、元々雪対策的につくられたものですが、今や札幌のメインストリートと呼んでも過言ではありません。夏でも、地上より地下を歩く人の方が多いくらい利便性大です。

住宅費が安い/札幌移住のメリット《15》

~しかも都心部から徒歩圏内・駅5分以内マンションも選び放題~

札幌では駅から徒歩5分以内のマンションは普通です。そして、まだまだ駅から1・2分のエリアでも駐車場となっていて、今後マンションやビルが建ってもおかしくなさそうな土地が、ゴロゴロしています。

ということで、駅から5分以内のマンションは、特別に価格が高いということはありません。大通駅以外であれば、十分に転勤者の会社家賃補助制限額以内で収まる賃貸マンションが見つかりますし、サラリーマンでも買える分譲マンションがあります。

札幌のマンションは、賃貸でも分譲購入でも、基本+管理費(+修繕費)が東京の半分以下、いや都心部同士で比べると、もっと割安の感じです。

但し、2015年以降に竣工の新築マンションは、けっこう値上がりしてきていて、2018年4月現在でも、まだまだ強気な販売価格がまかり通っています(元々が200万人弱の大都市としては安すぎたということもあります)。

但し、エリアによって、その様相は変わってきていて、昔から人気のあった西側「円山・宮の森」エリアは、高くなりすぎ売れ残りが目立ってきているようです。札幌市民には手が出ない価格帯のため、東京や大阪への販売が増えているそうです。

それでも、都心部で利便性ある日常を送りたいという方には、札幌移住がおすすめで、東京と都心部に比べれば、別荘感覚でマンションが購入できます。

そのマンション購入の価格差分を、食事にゴルフ・旅行・リラクゼーションなど、余暇贅沢に回した方が、豊かで心地よさを感じる人生が送れますね。

快適なマンション/札幌移住のメリット《16》

~価格が安い上に、風通し良好、ゴキブリ出ない、冬の防寒性も優秀~

まずはマンションの防寒性ですが、不動産会社の人もよく言っていますが、札幌のマンションより東京のマンションの方が寒いですね。夏の暑さのことは気にせず、冬の寒さ対策に力(コスト)の入った造りになっているからです。

首都圏でも、最近の新築マンションには床暖房だけでなく、エコガラス(ペアガラス)を導入し、冬に室内の暖気を逃がさない断熱性も重視してきていますが、築5年以上のマンションはペアガラスでない物件が多いですね。

札幌の分譲マンションは、中古であってもほとんどのマンションがペアガラスや床暖房・断熱材を厚くしているなど、断熱性能・気密性能が高いのが普通です。

北海道の人は、冬に家の中で「アイスをよく食べる」「半ズボンでいる」とよく言われていますが、これは事実です。

ウェザーニューズ社が行った「部屋の温度×セツデン調査」より出典・データをお借りしますが、1月の室温の高さ県別調査で、北海道は20.73度で、何と!沖縄より高い全国第1位です。

また同調査において、1月に「半袖+短パン」の人がどれくらいいるか調査で、北海道は沖縄・長崎に次いで、全国第3位であったそうです。

次に夏の快適性についてですが、北海道札幌の夏の気温が低いのはもちろんですが、マンションの部屋の体系が首都圏マンションとは異なります。リビングと逆奥に位置する寝室とが正反対にあり、風通しの良い部屋になっているのが普通です。

そして、ゴキブリ!1度も見ていません!札幌地元の方に聞いても、自宅では見たことないが、飲食店で見たことはあるとのことでした。東京在住時は、年に数回見ていましたが、夏の暑さに次ぐストレス要因ゴキブリが、北海道札幌にはありません。

北海道でも、清潔感が保たれていない場所には出ますので、やはり北海道移住なら札幌のマンション選びが良さそうです。

快適な夏、エアコンなしでも大丈夫/札幌移住のメリット《17》

~天気予報でよく聞く猛暑日・熱帯夜、北海道で聞くことはない~

まず日中の最高気温についてです。過去5年間の7月~8月の日ごとの最高気温の割合を出してみました。

~20.0度以下:2%、~22.5度:7%、~25.0度:18%、~27.5度:35%、~30.0度:26%、~32.5度:9%、~35.0度:2%、35度以上:0%

・35度以上の「猛暑日」になった日は1日もありませんでした。
・32.5度を超える日も2%(7月8月の62日のうち1.2日)
・30度を超える日で11%=7月8月の62日のうち7.2日、9日に1回だけということになります。

日中にエアコンが必要な日を、30度を目安とした場合、わずか7日(1週間)程度ということになります。

続いて夜の最低気温を見てみます。先ほどと同様に、過去5年間の7月~8月の日ごとの最低気温の割合を出してみました。

15度以下:7%、~17.5度:18%、~20.0度:41%、~22.5度:26%、~25.0度:7%、25度以上:0%

・最低気温が25度を超える「熱帯夜」は0%、1日もありませんでした。
・22.5度を超える日は7%、7月8月の62日のうち4.6日ということになります。

夜の寝苦しさを感じる基準は人それぞれですが、夜に窓を開けて寝れば暑くて眠れないという日は無いと思います。気密性の高いマンションで且つ防犯上のため窓を閉めて寝たいという場合、この22~23度以上くらいが寝苦しい日ではないかと感じます。

それでも、年に5日程度ということですね。扇風機やサーキュレーターをフル稼働すれば、エアコンなしでも大丈夫ですが、我が家にはエアコンがあります。東京の感覚が抜けきれない無駄遣いであったかもしれません。

但し、上記は過去5年間の平均値です。例外の年もあります。昨年2017年の7月が超異常気象でした。

7月7日:33.2度、8日:30.0度、9日:32.4度、10日:33.2度、11日:29.8度、12日:28.3度、13日:33.1度、14日:34.9度、15日:33.4度と(札幌にとっては)酷暑が続きました。

最近は北海道でも夏は暑い!30度もよく超える!と言う方は、恐らく昨年2017年7月にエアコンが無く、大変な思いをされた方々であると想定されます。我が家のエアコンがやっと日の目を見る機会でした。

北海道移住をする場合、どの地域にするか?この気温は重要ですが、よく調べてみて下さい。例えば、道北に行くと冬は札幌よりかなり寒いのですが、夏も札幌より涼しいかと言うと、そうでもありませんので。

※夏の気候について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌・夏の気候まとめ』 『北海道に梅雨?まとめ』

北海道に梅雨が無い!秋雨は本当にあるの?/札幌移住のメリット《18》

~北海道旅行最大のメリットシーズンは6・7月だけではない~

まず「梅雨」についてですが、北海道に梅雨が無いということは、あまりに有名な話ですが「蝦夷梅雨」と呼ばれる現象をご存知でしょうか?

本州に長雨を降らせる梅雨前線は、オホーツク海高気圧の勢力により、北海道まで伸びてくることができないことや、伸びてきたときには勢力が弱まっているため、「梅雨」と言えるほどの状況ではないということで、北海道には梅雨が無いということになります。

過去5年間(2013年~2017年)の日照時間を札幌と東京で調べ、札幌/東京のパーセンテージ、つまり札幌が東京の日照時間に比べ何%あるかを割り出してみました(降雨量だと一時的な豪雨や台風の影響が大きく反映されてしまうため)。

6月上旬102%、6月中旬112%、6月下旬193%、7月上旬143%、
7月中旬118%、7月下旬102%

札幌の日照時間は、6月の上旬は東京の日照時間の102%、つまりほぼ同じということです。これが、東京の梅雨の時期である6月下旬には193%、7月上旬には143%と、日照時間の差が大きくなります。

梅雨の影響で日照時間が減る東京に対し、梅雨が無い札幌は雨や曇りの時間が増えないため、日照時間が影響をあまり受けず、日照時間が東京より長くなるということです。

それでも、6月中旬~後半頃に北海道太平洋側で雨が多く降ったりすることが2週間くらい続く年があるようで、この現象が蝦夷梅雨と呼ばれています。

但し、毎年来る現象ではなく、来る時期も一定ではないため、気象庁が定義する「梅雨」には該当しないのだそうです。

次に「秋雨」についてですが、秋雨は北海道にもあるとされていて、秋雨の傾向として北に行けば行くほどその影響を受けやすいと言われています。

過去5年間(2013年~2017年)の日照率を各月旬ごとに並べ比較してみました。日照率とは、日の出~日の入り時間に占める日照時間のことです。

月旬    札幌  東京
6月上旬   40% 41%
6月中旬   35% 33%
6月下旬   41% 23%
7月上旬   44% 33%
7月中旬   48% 43%
7月下旬   39% 40%
8月上旬   49%   47%
8月中旬   33%   36%
8月下旬   42%   28%
9月上旬   43% 29%
9月中旬   39%   33%
9月下旬   51%   39%
10月上旬  42%  33%
10月中旬  45%  39%
10月下旬  39%  39%

先ほど北海道に「梅雨」は無いとご説明した通り、東京が6月下旬・7月上旬を中心に日照率が下がるのに対して、札幌の同時期・日照率はほぼ横ばいです。

本題の「秋雨」について、通常8月後半~10月頃が秋雨の時季と言われており、東京はその通り、特に8月下旬以降に日照率が急激に下がっていますが、札幌は8月中旬に1度下がっただけで、8月下旬以降は6月7月と変わらない日照率です。

本当に、北海道に「秋雨」はあるのか?北海道以外が梅雨の時期が、北海道旅行の最高のシーズンと言われていますが、8月下旬~9月の秋雨の時季も、同じように北海道旅行の素晴らしい時季と言えそうです。気温もちょうど同じくらいですしね。

※夏・秋の気候について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌・秋の気候まとめ』 『札幌・夏の気候まとめ』 『北海道に梅雨?まとめ』

大きな地震が少ない/札幌移住のメリット《19》

~平成の約30年間で震度4以上の観測は1日だけです~

札幌市内においては、平成時代の約30年間で、震度4以上の地震観測は1日だけしかありません(その日1日に2回観測されています)。

2018年9月6日に起きた「平成30年北海道胆振東部地震」において、札幌市内でも最大震度6弱が観測されましたこと加筆修正します(2018年9月8日)。

平成15年(2003年)9月26日、釧路沖を震源地とする地震が起きており、十勝方面で震度6弱を観測したときに、札幌でも震度4が観測されています。

その前に震度4以上を観測したのは、昭和57年(1982年)3月21日、浦河沖を震源地とする地震のときに、東区や白石区の一部で震度5が観測されています。

但し、今後どうなるかは分かりません。

政府の地震調査委員会が2017年12月に発表したところによると、北海道東部の十勝沖から択捉島沖の太平洋に横たわる千島海溝で、マグニチュード9級の超巨大地震が今後30年以内に7~40%の確率で起きるのだそうです。
<2018年6月に修正>政府の地震調査委員会から発表した「全国地震動予測地図」の2018年版では、今後30年以内に「震度6弱」以上の地震が起きる確率が、道東方面(太平洋側の千島海溝)でも高まったと報じられており、北海道釧路市が22%増の69%、根室市が15%増の78%になってしまいました。

平均340~380年の間隔で繰り返してきたが、前回の発生から約400年が過ぎているので「切迫している可能性が高い」のだそうです。

この地震予測は確率10%でも高い水準になるそうです。南海トラフ地震の予測「マグニチュード8~9級の地震が今後30年以内に70~80%の確率で起きる」に比べれば確率は低いとは言え、日本にいたらどこでも可能性有とは言え・・・ですね。

しかし、札幌市の確率は、中央区:1.6%、北 区:8.0%、東 区:8.0%、南 区:1.1%と、区により大きな差がありますが、10%未満なので低い方ではあります。

しかし、札幌市のホームページには、「第3次地震被害想定(平成20年作成)」で札幌市内にも最大震度7の地震が起きる可能性があることが書かれています。

この札幌市の想定は、残念ながらほぼ当たってしまいました。

ちなみに、札幌市内の中でも地盤の違いがあり、札幌市の地震想定の資料の中には、震度7が起きた時のエリア別震度がMAP上で細かく記されています。

震度7・6強・6弱・5強・5弱の5段階に分かれていて、これを見ると、札幌市の中でどこの地盤が固いのか?大よそ分かります。

また、今回の地震では札幌市清田区の一部地域で液状化現象が発生しましたので、同ページには「液状化危険度図」というMAPもあることを、併せてお伝えします。

スポーツ観戦は種類が豊富/札幌移住のメリット《20》

~プロ野球・サッカー・バスケットボール・ゴルフ・スキージャンプ・カーリング他~
野球観戦の様子

スポーツ観戦は、プロ野球やサッカーJリーグ・プロゴルフツアーだけでなく、冬のスキージャンプやカーリングまで観戦できます。しかも、とても近くで。

プロ野球は、日本ハムファイターズが札幌ドームを本拠地としていて、地下鉄東豊線の終点である福住駅(大通から6駅・12分)にあります。ただ、2023年からは、北広島市にボールパークが造られ、こちらが本拠地になるため、少し不便になります。

サッカー・Jリーグも、コンサドーレ札幌が札幌ドームを本拠地としています。札幌ドームでは、コンサートなども行われます。

ゴルフは、男子2試合・女子2試合が札幌近郊のゴルフ場で7月~9月に開催されますが、どのゴルフ場も札幌中心部から近くて、気軽に観戦できます。年によっては、メジャー大会が開催されると年5試合・6試合と増えます。

●長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ:ザ・ノースカントリーゴルフクラブ
●北海道 meiji カップ:札幌国際カントリークラブ 島松コース
●ニトリレディスゴルフトーナメント:小樽カントリー倶楽部
●ANAオープン:札幌ゴルフ俱楽部 輪厚コース

冬のスポーツが見られるのは札幌の大きなメリットですが、有名どころではスキージャンプやカーリングが楽しめます。

スキージャンプは、ワールドカップや国内大会が男女ともに見られます。ノーマルヒルは宮の森ジャンプ競技場、ラージヒルは大倉山ジャンプ競技場です。大倉山にはオリンピックミュージアムがあり、ラージヒルジャンプの疑似体験(飛距離や得点も表示)ができます。

カーリングは、どうぎんカーリングスタジアムで毎年8月に行われる「どうぎんカーリングクラシック」で、そだね~ジャパンの試合を観戦することができます。

昨年は平昌オリンピックを沸かせたロコソラーレ北見(女子代表)やSC軽井沢クラブ(男子代表)の他、韓国の男女代表チームも出場していました。今年も同様であれば、オリンピック銀メダル・銅メダルチームを観戦できるということになります。

フィギュアスケートは、2016年にNHK杯が真駒内セキスイハイムアイスアリーナでありましたが、毎年場所が変わるので、今後はいつ行われるか分かりません。

夏のスポーツも冬のスポーツも両方とも観戦できるのは、札幌ならではのメリットですね。

※カーリングについて、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌カーリングまとめ』

札幌移住のデメリット

たばこ喫煙者が多い/札幌移住のデメリット<1>

~喫煙率ナンバーワンの北海道は喫煙できる場所が多く分煙不徹底~

札幌に移住してから、オフィスビルの中やコーヒーショップなどでも、とにかく喫煙者・たばこの臭さに出くわす可能性が高くなったと感じています。分煙されていても、その分煙方が弱いため、禁煙席でも匂ってくるカフェもあります。

喫煙者の方には逆にメリットになってしまいますが、日本全国の平均喫煙率は2割を切っていますので、8割の大人と子供はたばこを吸わない、少なくとも世の中の半数以上の方は、喫煙者と隣り合わせるのはデメリットと感じていることでしょう。

※以下は、国民生活基礎調査による都道府県別喫煙率データより出典・参考

北海道の喫煙率は、2001年の38.0%に比べれば、2016年は24.7%と、大よそ2/3まで喫煙率が減ってきているものの、全国平均の19.8%に比べれば、1.25倍も喫煙者がいます。

2001年以降3年に1度行われているこの調査において、全6回とも北海道の喫煙率は全国1位です。

男性は、北海道34.6%で、全国平均の31.1%よりは高いものの、青森県の36.5%・岩手県の36.2%よりは低く、2004年以降は全国トップではありません。

女性は、北海道16.1%で、全国平均の9.5%の約1.7倍、2位の青森県12.2%・3位の栃木県10.9%を大きく引き離して、2001年以降の全6回とも全国トップを続けています。

北海道が2017年1~2月に公共・商業施設等に行った実態調査では、何と6割強の飲食店で、喫煙対策を講じていないことが判明したそうです。

過去に札幌へは何回も出張で来ていましたが、こんなにも喫煙者が多い、カフェなどでたばこ臭い思いをするとは、全く気づきませんでした。たばこに関しては、札幌の嫌なところ断トツ1位ですね。カフェは、スタバ以外行かなくなりました。

※たばこ臭い!について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『たばこ臭い!喫煙率トップの北海道まとめ』

ゴミ出しが面倒/札幌移住のデメリット<2>

~分別の仕方が細かすぎる上に、有料指定ゴミ袋も他県より高い~
北海道札幌市のごみ収集カレンダー

札幌に引越しして来てすぐ、引越しの片づけだけでも面倒なところへ、ゴミ出しが細かすぎることに唖然としてしまった記憶があります。もう何年も過ごしているうちに慣れてしまいましたが、細かいし有料だし、最初のうちは毎日のことなので大変でした。

東京では、ゴミ出しは無料で、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみに区別するだけで済んでいたのに、札幌では9種類くらいに分けて出さなければならず、その上に札幌市指定の有料ゴミ袋を用意しないと出すことすらできないのです。

ただ、この指定ゴミ袋制度は、札幌市に限らずいろんな都市で採用されているようなので、少し調べ、他の都市と比較をしてみました。

●札幌市・・・9分別6種 ①燃やせるゴミ ②燃やせないゴミ ③容器包装・プラスチック(プラマーク) ④びん・缶・ペットボトル  ⑤雑がみ ⑥枝・葉・草 ※燃やせるゴミ・燃やせないゴミは、無料と有料に分かれ、有料は1リットルあたり2円

●仙台市・・・4分別 ①家庭ごみ(可燃ごみ)・紙類 ②プラスチック製容器包装 ③カン・ビン・ペットボトル ④廃乾電池類等 ※家庭ごみは10リットル9円、プラスチック製容器包装は15リットル8円

●東京23区・・・3分別6種 ①可燃ごみ ②不燃ごみ ③資源ごみ(新聞・雑誌・段ボール、びん・缶、ペットボトル、スプレー缶) ※指定ごみ袋なし=無料

●金沢市・・・4分類13種  ※燃やすゴミ・埋め立てゴミは1リットルあたり1円(2018年2月より有料化)

●広島市・・・7分別 ①可燃ごみ ②ペットボトル ③リサイクルプラ ④その他プラ ⑤不燃ごみ ⑥資源ごみ ⑦有害ごみ  指定ごみ袋なし=無料

●福岡市・・・3分別 ①可燃ごみ ②不燃ごみ ③空きびん・ペットボトル ※可燃ごみ・不燃ごみは1リットルあたり1円、空き瓶・ペットボトルは1リットルあたり0.5円

●那覇市・・・4分別9種 ①可燃ごみ ②不燃ごみ ③有害・危険ゴミ ④資源ごみ(カン、びん、ペットボトル、古紙、古布、草木) ※1リットル0.67円~1.2円(サイズにより異なる)

⇒やはり、札幌は分別の仕方も料金も、かなり市民への負担を課していることが分かります。指定ゴミ袋に入れるごみを少しでも減らすよう、分別をきちんと行えば逆に他都市より安くなる部分もありそうですが、そこまでゴミに神経使えるか?ですね。

しかも、朝の8:30までに出しなさい!前夜に出してはいけません!です。夜飲んで帰ってきた日の翌日は、ただでさえドタバタ出勤になりそうなのに・・・です。

マンションによっては、24時間いつでもマンション内指定のゴミステーションに出してよいので楽です。

ちなみに、福岡ではごみ収集が夜中だそうで、夜までにごみを出すのだそうです。

※ゴミ出しの面倒について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『ゴミ出しが面倒&有料まとめ』

ツルツル道が危ない/札幌移住のデメリット<3>

~北海道札幌の冬、雪や寒さは慣れの問題、凍った道はとても厄介~
凍った道の様子

札幌移住で不安になる一番の要素は、冬の寒さとともに雪・特に大雪に対する恐れではないでしょうか?しかし、北海道外で育った我々が移住して一番に恐れるのは、凍ったツルツル道で滑り転倒又は体制を崩してギクッとなることです。

東京ではちょっと雪が降っただけで大混乱です。いわんや大雪が降ったりしたら恐怖ですね。また、気温が氷点下5度とか10度とかなんて、未知の世界ですから、どんな寒さ対策をとれば良いのか?これまた不安ですよね。1日2日の旅行でなく毎日のことですから。

しかし、雪が降ると良いこともあります。雪がある方が雪の持つ性質で、同じ気温ならば寒く感じません。また、雪の降った後、新雪の上をキュッキュッと歩くのは、とても気持ちの良いものです。大変なのは、除雪が間に合わないエリアや、雪かき作業をしなければならない人たちですね。

さて、ツルツル凍り道についてですが、ツルツル凍り道ができる要因は、気温が0度をまたぎ上下することです。0度以上で雪が溶けて水になり、0度以下で凍ります。

最高気温が氷点下の時には起きず、日の最高気温が上がってしまうと起きるということです。寒いのなら寒いままの方が良いということですね。

よって、シーズン的には、1月・2月よりも、11月・12月・3月の中途半端に寒い時季の方が外を歩くには厄介なシーズンということになります。

また、外気温は寒くても、ツルツル道を生み出してしまう場所がありますので、その場所は11月~3月まで常に注意が必要です。

まず1番に気を付けるべきは横断歩道です。車の出す熱が、車道の雪を溶かしてしまうため、凍り道をつくり出します。特に、歩道は新雪で気持ちよく歩いているときに、油断して横断歩道ですってんすることがあります。

横断歩道以外にも、歩道であっても車が通る場所、例えばコンビニなどの店舗の前の道・住宅の駐車場の前や入り口付近・ガソリンスタンド前などは注意が必要です。

逆に、札幌駅~大通駅付近の札幌中心部では、ロードヒーティングになっている道が多く、安心して歩ける道路が多くなります。地下歩行空間を歩く方がもっと良いですけどね。

冬は靴底に滑りにくい素材を使った専用の靴が売っていますし、靴裏だけを張り替えてくれる修理屋さんもありますが、絶対に滑らない靴はありませんので、ツルツル道だけは覚悟の上、札幌へお越しください。

※ツルツル凍り道について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『ツルツル凍り道!転倒とギックリの恐怖まとめ』

ネット通販が利用しにくい/札幌移住のデメリット<4>

~送料無料の商品も北海道配送は送料発生、配送日数も1日長い~

札幌のお買い物環境はかなり便利な方ですが、ネット通販だけは不便です。安い商品を見つけ、「送料無料」の文字を確認しても、けっこうな確率で北海道と沖縄・離党の場合は送料が別途必要になる場合があります。

到着するまでの時間が1日2日遅くなるのは、よほどの場合でなければ問題ないのですが、送料が別途かかってしまうと、であれば徒歩圏内のお店に行って買った方が、トータルでは安くなります。

同じ島でも、四国や九州はOKの場合がほとんどであるのに、北海道はダメとは?

東京から航空機で福岡までも新千歳空港までも同じ1時間半です。2時間半もかかる沖縄と同じ扱いとは・・・残念です。

そこで、関東から配送の場合の宅配料金を調べてみました(重:重さkg、サ:三辺の合計cm、単位:円)。

ヤマト運輸 北海道  関東 九州  沖縄
重2サ60   1339   907 1339 1339
重10サ100 1793 1361 1793    2441
重20サ140 2246 1814 2246    3542
佐川急便   北海道  関東  九州   沖縄
重2サ60   1188  756   1188    1880
重10サ100 1793 1361   1793    4601
重20サ140 2247 1815   2247    7442
ゆうパック  北海道  関東  九州   沖縄
サイズ60     1188     756   1188    1330
サイズ100   1730    1310  1730    1870
サイズ140   2220    1800  2220    2400

各社まちまちですね。ヤマトと佐川で微量に競合していたり、佐川は沖縄だけポンと高かったり。

北海道の宅配料金が高いのは、トラックが青函トンネルを通れなく、フェリーを使うため、1日では運べず2日かかるからだそうです。

ただ1つ確実に言えることは、3社全てのサイズにおいて「北海道=九州」「北海道<沖縄」ということです。首都圏から発送の商品が、首都圏は無料でも北海道や沖縄は有料にせざるを得ないのは分かります。

しかし、首都圏同様に九州は無料なのに、北海道は有料、しかも沖縄と同じ扱いであることが散見されるのが残念です。いろいろな思惑・分かりやすさ・輸送会社との契約などあるのでしょうが、もう少し、北海道に優しくしてもらいたいですね。

日数が1日多くかかるのは、いくらでも我慢できますが・・・

JRとバスは遅延・運休が多い/札幌移住のデメリット<5>

~JR沿線・バス路線に住む場合は、冬の遅延を覚悟しましょう~

札幌で遅延・運休などのリスクが少ない公共交通機関は、一番に地下鉄、二番に市電(路面電車)です。特に冬は、札幌地元の方でも、地下鉄と市電以外の交通は時間が読み難いと言います。

遅延が多いのはJRとバスですが、遅延の仕方がちょっと違います。

バスの場合は、大雪が降った翌日に除雪が間に合わないと遅延が発生します。雪で道幅が狭くなり車の流れが悪くなるためです。もちろん、季節を問わず、都心部の渋滞による遅延は、他都市と同様に起きます。

大雪や吹雪であれば10分~20分、都心部行きのバスが更に都心部での渋滞に巻き込まれると30分程度は覚悟する必要があります。

JRは、雪の影響だけでなく、JRの整備等に問題があり遅延を起こします。よって、春・夏・秋でも遅延が起きます。2006年度~2011年度のJR起因による運休・遅延データでは、他JR5社に比べ約2倍発生しているそうです。

札幌~新千歳空港間の快速エアポートでもときどき発生していますので、航空機を利用する際の新千歳空港への移動所要時間に関しては、ゆとりをもって計画した方が無難です。

最後に、市電について少しだけ。雪の中を走らない地下鉄に遅延が起きにくいのは分かるのですが、なぜ雪の中を走る市電(路面電車)が遅延しないのか?

その理由は、ササラ電車と呼ばれる除雪車が活躍しているからです。「ササラ」とは竹製のブラシのことで、ササラ電車とは、この竹製ブラシを電車の前後にたくさん取りつけ、雪を跳ね飛ばしていく路面電車専用の除雪車のことです。

※JR線・バス・市電について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌でのJR利用まとめ』 『札幌のバスまとめ』 『札幌の市電まとめ』

平均収入が低い/札幌移住のデメリット<6>

~全国の100万人以上の大都市で最下位です~

※年収データの出典元:年収ガイド(2017年総務省発表の資料より全国1741市区町村の所得を算出しているサイトです)

日本全国の人口100万人以上の大都市の年間平均年収を人口の多い都市順に並べてみました。

横浜市 403万6150円
大阪市 331万6577円
名古屋市 393万9302円
札幌市 309万7929円
福岡市 345万5926円
神戸市 362万6342円
川崎市 395万7566円
京都市 352万6859円
さいたま市 387万8789円
広島市 342万8537円
仙台市 340万6820円

札幌市は、大きく最下位です。同じ地方の中核都市である福岡市や広島市・仙台市と約10%もの差があります。

若いうちに札幌へ移住するよりも、リタイア後に札幌へ移住した方が良さそうです。

ちなみに、他に移住が考えられそうな都市である那覇市は311万8259円、金沢市は326万2825円、浜松市 325万902円、静岡市 326万9970円と、こちらと比べても札幌市は最下位です。

国民健康保険料が高い/札幌移住のデメリット<7>

~では他の公共料金は?住民税や電気代・ガス代・水道代は?~

国民健康保険代や電気料金が高いということが、よく北海道・札幌のデメリットとしてあげられていますが、具体的に数字で他都市と比較してみました。また、他の公共料金はどうか?住民税やガス料金・水道下水道料金なども調べてみました。

●国民健康保険
「国民健康保険計算機」というサイトで、全国平均的な年収400万円独身者を基準に全国各都市と比較してみました。

札幌市:339,083円(全国平均より68,830円高い)
静岡市:281,960円(全国平均より11,707円高い)
金沢市:323,599円(全国平均より53,346円高い)
福岡市:322,610円(全国平均より52,357円高い)
那覇市:315,257円(全国平均より45,004円高い)

移住候補になりそうな各方面の主要都市と比べましたが、札幌が一番高いのですが、地方中核都市は、どこも全国平均より高いですね。安いのは首都圏だけでした。

東京23区:236,188円(全国平均より34,065円安い)
さいたま市:255,387円(全国平均より14,866円安い)
千葉市:228,970円(全国平均より41,283円安い)
横浜市:285,079円(全国平均より14,826円高い)

同じ首都圏でも、横浜市は高いです(札幌に比べればかなり安ですが)。

名古屋も関西3都市も、やはり高いです。

函館市の393,961円、小樽市の404,200円、旭川市の349,411円に比べれば、札幌は北海道の中ではかなり安い部類です。なぜか室蘭市は279,330円とかなりお安い。

●住民税
こちらは「サラリーマンの税金計算してみたブログ」より出典・参考:年収400万円での住民税を各都市比較表より

住民税は、全国あまり差が無いのですが、札幌は全国で2番目に安い部類です。
名古屋市の173,628円に次いで、札幌市・さいたま市・千葉市・新潟市・京都市などが178,612円と2番目の安さです。

と言っても、ほとんどの都市が高くても18万円前後までなので、大きなメリットにはなりません。ちなみに、一番高い都市は夕張市で187,917円です。

●電気料金
こちらは「エネチェンジ」サイトより出典・参考:2015年夏、最も一般的な従量電灯プランで一般家庭の平均的な使用量300kWh仕様の場合の各社電気料金比較

北海道電力:9,251.8円
東北電力 :7,637.4円
東京電力 :7,837.8円
中部電力 :7,838.4円
北陸電力 :6,642.6円
関西電力 :7,764.72円
中国電力 :7,307.96円
四国電力 :7,353.92円
九州電力 :7,003・8円
沖縄電力 :7,895.95円

北海道は断トツの高さですね。2位の沖縄よりも月1355.85円も高く、一番安い北陸電力とは月2,609.2円もの差になります。

●ガス・水道代
こちらは「生活ガイド.com」サイトより出典・参考:ガス22m3、水道・下水道20m3利用時の料金を全国地方中核都市と比較しました。

/////ガス代  水道下水道代
札幌  4,871  4,956
仙台  4,239  6,094
東京  3,898  4,794
静岡  5,332  4,930
金沢  6,526  5,053
広島  5,591  4,627
福岡  5,674  5,896
那覇  6,135  4,463

ガス料金も水道下水道料金ともに、安い方の部類ですね。先ほど電気料金で大きな差のあった北陸の金沢とは、ガス・水道下水道料金では1,752円札幌の方が安くなります。

上記の基準だけで測ると、札幌市の公共料金は、全国各方面の中核都市に比べ、トータル的に高くなり、デメリットと言えますね。

但し、最近の札幌分譲マンションは、オール電化は少なく、ガスのFACTを利用した暖房設備がほとんどです。夏はエアコンを使う機会がかなり少ないということも含め、高い電気は少なく、安いガスを多めに使う生活が効率的ですね。

車の運転が荒い/札幌移住のデメリット<8>

~スピード出し過ぎ、追い抜きも、バスもけっこう・・・~

これは、東京から北海道旅行に来ていた随分と昔から感じていたことです。

時速制限60kmの道路で、100キロくらいのスピードで追い抜いていく車がけっこういます。追い抜きが難しい道路では、煽られまくります。しかも、軽自動車の女性ドライバーに!です。

ウィンカーを出さずに車線変更する車が多いと、関西人ですら言っています。関西でも車線変更し始めてからウィンカー出す車が多く、さすが関西人は・・・と思っていたのですが、北海道の人はウィンカーすら出さない!と関西人にも嫌がられています。

運転の荒さは、自家用車だけでなく、バスもそうです。けっこうスピードの出し方にメリハリがあって、酔いそうになります。しかも、真冬の坂道、雪・氷の坂道でもブンブン飛ばすので、いつ事故るかと心臓に良くありません。

人当たりは穏やかな北海道の方々、どうしてそんなにハンドルを持つと人が変わるのか?

しかし、交通事故発生率(事故発生件数/車保有台数)は全国47都道府県のうち43位と下(良い方)から5番目。人口当たりの死亡者数のデータでも38位(良い方から10番目)です。【出典元:ほけんの窓口】

運転マナーに関するアンケートランキングなどを見ても、平均よりは悪いのですが、それほど突出して悪い訳ではありません。

面積・道路が広すぎて事故発生になり難いのか?ご自分たちの運転マナーやウィンカー出していないことへの認識が低いのか?分かりませんが、よく聞く話を裏付ける根拠・データは見つかりませんでした。

この項目は、実感と口コミ情報だけの意見となり、すみません。

春がなかなかやって来ない/札幌移住のデメリット<9>

~3月4月が1年で一番寒く感じる時、3月が一番厄介な時季~

東京はじめ関東以西では、3月上旬から気温が上がって行き、3月中旬くらいから桜の開花予測で盛り上がり、4月上旬に桜が散ったと思ったら、ゴールデンウィークに向けて「暑い」「今日は半袖」などのキーワードがニュースで流れてきます。

3月から4月は、ウキウキする季節ですよね!普通は。

ところが、札幌の3月4月は、1年の中で一番寒さを感じる季節です。気象庁の過去データをお借りして、札幌・過去5年間の最高気温~最低気温と日照時間・降雪量(高さcm)を2月~4月まで旬ごとに並べてみました。

月旬 気温・最高~最低 日照h降雪cm
2月上旬  -0.5~-6.7   36    36
2月中旬  0.9~-5.1    29    33
2月下旬  1.2~-5.6    38    37
3月上旬  2.4~-3.5    35    38
3月中旬  5.1~-1.7    50    17
3月下旬  7.1~-0.1    68    19
4月上旬  10.0~2.2    65     1
4月中旬  10.9~2.9    58     2
4月下旬  15.6~5.8    71     0
5月上旬  17.0~7.7    68     0

2月は最高気温でも0度近くまでしか上がらず、降雪量もオン期で、日照時間も少ない、暗く寒々しい時季に比べれば、3月上旬からは、最高気温が→2.4度→5.1度→7.1度とグングン上昇しています。

しかし、まだ東京の真冬よりも寒いレベルで、雪もオン期の半分くらいは降っています。

実は、この3月が最悪の時季なのです。さすがに降雪量が半分で、日中の気温が5度くらいまで上がると、積もった雪が融け始めます。それでも夜の最低気温が氷点下の日も多い時季です。

何が最悪かと言うと、3月前半は、日中に雪が融けて水になり、夜に氷点下で冷え氷になると、危険なツルツル道の完成です。

3月後半になると、気温上昇でもっと融け、大きな水たまりが交差点付近や車道と歩道の間にできて、荒い運転の車が、水を人にめがけて弾き飛ばしてくれます。また歩道も融けた雪でぐちゃぐちゃ状態、歩くのも大変で、とても厄介な時季です。

そして、気温は5度くらいまで上がっても、日光が当たっている時は良いのですが、曇ったり、夕方気温が落ち始めると、真冬の氷点下の時より寒く感じます。積もった雪や降る雪が暖かくしてくれていた部分が無くなる為です。

寒い!ツルツルか水たまり!これは、雪の降らない日が続き始めて、完全に雪が無くなると終わります。ところが、やれやれと思った頃にまた雪が降ります。

4月に入ると、雪の降る確率もかなり落ち、天気予報の最高気温の数字も10度を超え始めると、春の到来を期待し始めます。そして、街の若者たちは薄着に変わっていきます。

しかし、ここで注意が必要です!地元の若者たちの薄着に騙されてはいけません。4月の上旬・中旬は最高気温がまだ10度くらいです。10度という気温は、東京で言えば、完全な真冬で、寒くてダウンコートを着込んでいる頃です。

1月・2月の最高気温が氷点下であった頃も東京で来ていたものと同じダウンコートなどで大丈夫ですが、4月に入っても、それと同じダウンコートを脱ぐと痛い目にあいますので要注意です。

4月下旬か5月上旬になってようやく、ダウン以外のコートでも大丈夫になります。ここで初めて、春を感じられるようになります。桜も早ければ4月末頃に開花宣言が出ます。21世紀の17年間平均は5月3日です。

※春の気候について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌・春の気候まとめ』 『札幌の桜まとめ』

真夏が無いから海やプールを楽しめない/札幌移住のデメリット<10>

~北海道の夏涼しいメリットは、海・プール遊びにはデメリット~

夏の楽しみの1つに、海やプールがありますね。夏に暑苦しさが無い北海道の札幌では、海やプール遊びが楽しめるのでしょうか?

札幌の学校でのプール授業は、小学校では全小学校であり、中学校ではまちまちのようですが、プールは本州と同じような形態ではなく、屋外プールにビニールハウスのような囲いがされていて、保温性を持たせています。

レジャーとしてのプールは、屋内プールが中心ですが、屋外プールも少しだけあり、7月中旬から8月下旬まで営業されています。

営業はされていますが、札幌の涼しさで楽しめるのでしょうか?

いろいろと調べてみると、プールに入るのに適した水温と気温は、最低でも水温22度と気温28度以上が必要で、気持ちよく泳ぐには水温25度~31度くらいが良いようです。

では、札幌で、気温が28度以上になる日は何日あるでしょうか?

2013年~2017年の5年間の気象データを調べてみました(出典・参考:気象庁)。

5年間の合計で最高気温が、34度台:2日、33度台:6日、32度台:3日、31度台:18日、30度台:16日、29度台:32日、28度台:38日でした。

最高気温が、プールに入る最低条件である28度を超えた日は、5年間で115日、1年間平均で23日です。

1年間に23日はプールに入るにふさわしい日があるということですが、この最高気温が1日のうち何時間あるでしょうか?恐らく1時間~2時間程度ですよね。

恐らく、日の最高気温が30度以上あって初めて、プール遊びを数時間・気持ちよく楽しむことができるように思えますが、5年間で45日でした。1年平均では9日ということになります。

そうなのです、札幌での海・プール遊びが楽しめる可能な日数は、年間で平均9日しかありません。しかも、その中には曇りや雨の日もありますから、もっと減ってしまいますね。

※夏の気候について、詳しくは後ほどコチラもどうぞ→『札幌・夏の気候まとめ』

まとめ(札幌移住メリット20・デメリット10の分類分け)

メリット(長所)・デメリット(短所)を、移住してからの実感と調べたデータ等を合わせまとめてみたのですが、メリット(20)がデメリット(10)の2倍になりました。

移住してみた今のところは、札幌が一番「心地よさ」を感じられる街であると思っています。東京とほぼ同等の利便性と、東京以上の快適性を得られる街であると、改めて感じています。

ただ、後段にデメリットを並べてしまったので、一通り読んで悪いイメージで終わってしまった方もいますよね。

そこで最後に、メリット・デメリットを偏り無く見られるよう、内容別に区分けしながら、混合にしてみました。良い所と悪い所を同時に鑑みて判断してみると良いかもしれません。

交通

《2》 豊富な交通アクセスで利便性がとても高い街!
~地下鉄・市電(路面電車)・JR・バス全てが揃い交通網が充実~
《7》国内航空便が以外に充実!
~全国30路線、LCCも全航空会社あり主要幹線と結ばれています~
《10》札幌都心部まで近い、door-to-doorで30分以内も珍しくない!
~地下鉄・市電・JR通勤なら、ほとんどの駅で30分以内通勤が可能です~
<5>JRとバスは遅延・運休が多い!
~JR沿線・バス路線に住む場合は、特に冬の遅延を覚悟しましょう~
<8>車の運転が荒い!
~スピード出し過ぎ、追い抜きも、バスもけっこう・・・~

日常生活

《3》北海道産食材は当たり前!北海道にしかない店舗も多数!
~北海道産以外に他県産や外国産の食材も、外食チェーン店も揃っています~
《4》買い物は選択肢も豊富で利便性がとても高い!
~デパート・コンビニ・ドラッグ・アウトレット、スーパーも北海道だって徒歩ですよ~
《16》快適なマンション!
~価格が安い上に、風通し良好で、ゴキブリが出ない、冬の防寒性も優秀です~
<1>たばこ喫煙者が多い!
~喫煙率ナンバーワンの北海道は喫煙できる場所が多い、分煙が不徹底~
<2>ゴミ出しが面倒!
~分別の仕方が細かすぎる上に、有料指定ゴミ袋も他県より高いです~

お財布

《15》住宅費が安い!
~しかも、都心部から徒歩圏内・駅から5分以内のマンションも選び放題です~
<4>ネット通販が利用しにくい!
~送料無料の商品も北海道配送は送料が発生、配送日数も1日長い~
<6>平均収入が低い!
~全国の100万人以上の大都市で最下位です~
<7>国民健康保険料が高い!
~では、他の公共料金は?住民税や電気代・ガス代・水道代はどうか?~

気象

《8》冬は寒くない!雪も恐れる必要なし!
~札幌のマンション暮らしなら、部屋も暖かく、雪かき重労働も必要ありません~
《17》快適な夏、エアコンなしでも大丈夫!
~テレビ天気予報でよく聞く猛暑日・熱帯夜、北海道札幌で聞くことないです~
《18》北海道に梅雨が無い!秋雨は本当にあるの?
~北海道旅行で最大のメリットを得るシーズンは6・7月だけではありません~
《19》大きな地震が少ない!
~平成の約30年間で震度4以上の観測は1日だけです~
<3>ツルツル道が危ない!
~北海道・札幌の冬は、雪や寒さは慣れの問題だが、凍った道はとても厄介~
<9>春がなかなかやって来ない!
~3月4月が1年で一番寒く感じる時、3月が一番厄介な時季です~
<10>真夏が無いから海やプールを楽しめない!
~北海道札幌の夏涼しいメリットは、暑くないと楽しめない海・プールのデメリット~

余暇生活・娯楽

《1》毎日が観光客気分!
~夜景に桜・紅葉・観光名所・イベント・まつりが年間通していつでも楽しめます~
《6》日本新三大夜景が間近で楽しめる!
~藻岩山には会社帰りのデートも可能な近さ、JRタワー展望室ならもっと近い~

スポーツ・健康

《5》リゾート気分でランニング(ジョギング)・お散歩!
~街中・公園・河川敷などコースも多種多様、冬の雪道を走る強者もいますが~
《11》ゴルフは半日でらくらくストレスなし!
~総費用が安い、毎日プレイも可能、往復の車運転ストレスもなし~
《12》スキー・スノボが毎日でも可能!会社帰りのナイタースキー場も豊富
~札幌近郊だけでなく、あの憧れだった北海道スキー場も日帰りが可能です~
《13》都心に居ながらリゾート感を満喫!
~都心性の夜景とリゾート感の桜・紅葉・豊富な緑が同時に間近で楽しめます~
《20》スポーツ観戦は種類が豊富!
~プロ野球・サッカー・バスケットボール・ゴルフ・スキージャンプ・カーリング他~

その他

《9》サービスレベルは東京とあまり変わらない!
~特に女性は笑顔がよく好感が持て、ときどきいる変な感じの店員も見かけません~
《14》コンパクトシティ!札幌~大通~ススキノを中心に集中
~札幌駅・大通駅から徒歩圏内、しかも地下通路繋がりで信号待ち無しです~

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